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人気高まる「マルガリータ」の魅力をもっと多くの人に
2月21日(水)メキシコ合衆国大使館で行われたのは、日本でも“2月22日”を「マルガリータの日」として制定するという発表会。世界100カ国以上に輸出されるメキシコ特産の蒸留酒「テキーラ」を使ったカクテル「マルガリータ」は日本ではもちろん、世界中で愛されるテキーラベースのカクテルです。
そもそも「マルガリータ」とは、一般的にテキーラをベースに、ホワイトキュラソー・ライムジュースを加えシェイクしたあとに、塩とレモンでアクセントをつけたアルコール度数約30度のショートカクテルです。しかし、そのアレンジは自在で、日本でも夏には「フローズン」カクテルとして楽しむなど、様々なバリエーションで親しまれています。
イベントの冒頭では、カルロス・アルマーダ駐日大使から挨拶があり、「マルガリータの日」を日本でも普及させ、改めてメキシコの国民的飲料である「テキーラ」の魅力を知って欲しいと語られました。
数年前まで、メキシコ本国では「マルガリータ」は外国人観光客のためのものというイメージがあり、ビーチに集う外国人観光客に振舞うためのカクテルというイメージが強かったのですが、今では「マルガリータ」の魅力がメキシコ国内でも見直され、上質なテキーラを世界へ普及させるためにも、重要な役割を担っていると、もっと「マルガリータ」を多くの人に飲んでもらいたいとアピールしました。
テキーラは、現在100カ国以上に輸出されるメキシコが誇る蒸留酒です。その代表的な輸出国はアメリカですが、日本でも年々その輸出量は増えつつあります。ここ数年は、良質な原料であるブルーアガベを100%使用した「プレミアムテキーラ」の人気も高まり、テキーラ市場は日本国内でもまさに右肩上がりです。
「マルガリータ」は、そんなテキーラをベースに使う世界で最も人気のカクテルで、「マルガリータの日」はアメリカを中心に世界のマルガリータファンの方に向けた「マルガリータ」をもっと楽しんでもらうための記念日であり、ファンはもちろん、シェイカーを振ってマルガリータを作るバーテンダーの方など、マルガリータに関わるすべての方を祝う日でもあります。
この日はテキーラ専門情報誌「TEQUILA JOURNAL」の発刊も発表され、代表を務める目時裕美さんから、日本におけるテキーラの認知を深め、テキーラ生産地の最新マップやテキーラ市場の動向など様々な情報を伝えることで、日本におけるテキーラファンに魅力あふれるメッセージを送りたいと抱負が語られました。
2月22日には、全国のメキシコ料理店をはじめ、ホテルなどテキーラを扱うバーなどで、「マルガリータの日」にちなんだ自慢の「マルガリータ」を楽しんでもらうキャンペーンを展開。多くの方に「マルガリータ」に触れてもらいメキシコの誇る「テキーラ」の魅力を感じてもらう1日として楽しんでいただければという狙いがあります。
この日は、会場に日本に輸入されている様々なテキーラを紹介するブースが並びました。
日本市場におけるテキーラのブランドシェアは、現在、伝統あるブランド「CUERVO(クエルボ)」がほぼ半分を占めており、次いで革新的なブランドとして知られる「SAUZA(サウザ)」が20%弱とこの2大ブランドが全体の65%以上を占めています。
伝統あるブランド「クエルボ」でも、もっと手軽にテキーラを楽しんでもらおうと、マルガリータ専用の商品が登場。
ロックでも、ソーダで割っても手軽にマルガリータを楽しめる「クエルボ マルガリータ」はテキーラベースにライムの風味とオレンジリキュールの甘さが加わったとっても爽やかなマルガリータを楽しめます。
新しい飲み方の提案を積極的に行っている「サウザ」では、フレッシュフルーツや野菜を組み合わせた「サウザファームサワー」やグレープフルーツやライムの風味を効かせソーダを加えた「サウザクーラー」など、手軽にテキーラを楽しめるバリエーション豊かな商品を紹介していました。
2018年は日本とメキシコの外交関係樹立130周年の記念すべき年。日本からメキシコへの直行便も就航されるようになり、ビジネスや観光にますます関係が深まるメキシコ。「マルガリータ」を片手に仲間と語らえば、ますます身近にメキシコを感じられるかもしれません。
2月22日は、皆さんも“マルガリータ”でサルー!!!
※掲載情報は 2018/02/26 時点のものとなります。
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キュレーター情報
メキシコ合衆国大使館
北・中央アメリカに位置するメキシコは、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面していて、国土の3分の1は平均高度約1700mのメキシコ高原が占めています。古代にはマヤやアステカ文明で栄え、16世紀にはスペインによって支配されます。1810年まで続いた300年ものスペインによる長い統治にもかかわらず、7000年という歴史を持つメキシコ料理はその影響を最小限にとどめ、トウモロコシ、マメ、唐辛子をベース にした伝統料理をベースにした独自の食文化を守り続けてきました。その結果、2010年にメキシコ料理はユネスコ世 界無形文化遺産として登録されました。日本人に馴染みの深い「タコス」以外にも、さまざまな絶品料理がありますので本場メキシコ料理の魅力を発信していきます。