後世に残していきたい貴重なお菓子「みの焼」

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これからも残していきたい職人技術のお菓子

日本には、大小さまざまな数多くのお菓子の製造メーカーがあります。世界中に名前が知れている大企業から、家族経営の小さな会社まで。海外のお客様に驚かれるのはその製造メーカーの数の多さです。地域性の違いによって採れる素材や親しまれている食べものの違いがはっきりしている日本ですから、たくさんあるのも当然といえば当然なのですが、こんなにもたくさんのお菓子製造メーカーがある国はもしかすると珍しいのかもしれません。しかし時代の流れともいいましょうか、昨今、職人技術の必要なお菓子を作り続けてきた会社の廃業が多くあります。少しでも多くの会社を日本のお菓子文化を作ってきた証として残していきたいものです。

 

私が大好きで、これからも残していきたいお菓子の一つに、「みの焼」があります。
小麦せんべいの中にザラメを入れて焼き上げるのですが、ザラメが焦げないように小麦の香ばしさを保ちながら焼き上げる技術は特殊で、今では数少ない職人にしかできないといいます。素朴な味わいですが、一枚食べたらまた一枚食べたくなるくらい後味も優しいんです。

 

岐阜の方ではよく見かけますが、関東ではこのところほとんど見かけなくなりました。きっと初めて食べる方にも、なんか懐かしいと思ってしまう逸品です。

みの焼

福盛堂製菓株式会社 住所:岐阜県加茂郡八百津町八百津4512

※掲載情報は 2018/01/28 時点のものとなります。

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キュレーター情報

二木英一

二木の菓子 専務取締役 商品開発部長

二木英一

「二木の菓子」ではお菓子の専門店として常時約10,000種類のお菓子を取り揃えて日本中、世界中からお客様をお迎えしています。(規模によりますが一般的な小売店で約500~1000種類位と言われています)文化も、環境も違う地域から見つけてくるお菓子は驚きと、感動がいっぱいです!中には決して大型店舗では、売られる事のない名品も沢山あります!私は、食べる時に思わず感情移入してしまう名品を探すべく日々情報収集と自分の足で確認する事を仕事としています。また最近は独自の視点から商品開発も手がけております。それは、私がお菓子のプロとしてお客様から求められる提案に、手土産があるからです。昨今、お菓子ブームから、ただ売れている商品に似せて作った物が多くあります。そこで、決して流行や売れている物の真似ではなく、お菓子が本来持っている手渡しする意味や本物を形にする為、企画からお菓子が出来るまでを「ふたつ木」という自社ブランドでご提案しています。2015年5月テレビ東京「ガイアの夜明け」~進化するお菓子驚きの販売手法~出演 著書「なぜ20円のチョコでビルが建つのか?」Amazonマーケティングカテゴリー1位獲得

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