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歴史ある絵をそのまま生かしたパッケージ
日本でも有数のお茶の産地・福岡県で作られる八女茶。私もこれまで多くの「八女茶」を飲み続けてきました。まろやかな甘みの後には渋みが広がり、様々な形で感じられる味がたまらない癒しの時間にもなります。
今回はその八女茶の中でも、「八女茶」の名づけ親でもある『矢部屋 許斐園』さんの、お茶で作られた飴のご紹介です。
レトロなパッケージで小さな缶ですが、程よい量だと思います。
レトロなデザインと簡単に片づけるのではなく、この絵は幕末からの歴史の中で描かれたもの。丁寧に描かれた絵を許斐健一さんが歴史ある家の中から探し出し、八女茶の歴史を広げています。絵の繊細さでの人の生活の丁寧さを感じることが出来ます。
『矢部屋 許斐園』の店舗である『矢部屋 許斐本家』の前身は、江戸時代に木材や茸、お茶を扱う問屋「矢部屋」。幕末にはお茶に特化し、技術の向上を目指したのち大正14年に、当時主に釜炒り茶が作られ「筑後茶」「笠原茶」「星野茶」等バラバラだった茶銘を、蒸製緑茶の品質向上に合わせ「八女茶」と地域の茶業者たちに提唱しました。今では八女茶も高級茶として全国に知られています。
そんなお茶で作った飴は、歯でがりっと噛みながら食べることもでき、食べると口の中でゆっくりと和紅茶・玉露の味が広がります。
「八女 和紅茶 紅茶飴」は八女で生産されたアッサム種の掛け合わせでできた「べにふうき」と「紅光」を原料に、無農薬・有機肥料で作られています。味はしっかりして、香りも十分。「八女 焙炉式 玉露飴」は、伝統本玉露という最高級玉露の香り高い茶で作られ、これも色も香りもとてもよく、お子様にも食べやすい風味です。歴史を感じながら飴を舐めるとさらに味わいが深まりますよね！
そして缶がとてもかわいいので、絶対に何個かずつ集めたくなるのではないでしょうか？
福岡に旅行に来られる方にとても人気です！
店内には、古くからの道具が置いてありましたが、見ていてびっくりするようなものばかり。そのようなものからも長い歴史を感じる店内です。
今回は本家とは別の川下りで有名な柳川という場所にある店舗でしたが、元は江戸時代の紙問屋の建物で、そこで昔から許斐園のお茶を取り扱っており、十分歴史を感じることが出来ました。
店内にいるととても落ち着き、お茶の香りで癒されます。
店内には、古くからの道具が置いてありましたが、見ていてびっくりするようなものばかり。そのようなものからも長い歴史を感じる店内です。
今回は本家とは別の川下りで有名な柳川という場所にある店舗でしたが、元は江戸時代の紙問屋の建物で、そこで昔から許斐園のお茶を取り扱っており、十分歴史を感じることが出来ました。
店内にいるととても落ち着き、お茶の香りで癒されます。
※掲載情報は 2018/01/27 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スイーツプランナー
山口真理
福岡と東京を拠点とし、カフェや企業などのメニュープランニング多数。全国を訪れて生産者と出会い、食卓をつなぐパイプ役として素材をベストな状態でスイーツに添えるレシピ提案をする。福岡県農商工連６次化産業開発アドバイザー。農家をピックアップした冊子と食材をセットで送る「ふくおか食べる通信」レシピコーナー撮影フードスタイリスト並びにメニュー開発。フードコーディネーターとして撮影スタジオでのフードスタイリングも多数。Yahoo！JAPAN「日本の定番選定委員会スイーツ101」選定人。フェリシモ商品「シリコン型お菓子の会」「ミニシリコン型お菓子の会」プロデュース。フェリシモ出版「毎日のごはんを楽しく作る雑貨のカタログSweetsBook」ポプラ社「スイーツの仕事」出版。文化放送「ピピットサンデーWakuwakuMix」出演。
