つきたて一番
あぶる真食品
お正月にお餅食べたよ~って方、多いですよね?
お餅、ハレの日の食べ物。
実家のある新潟で、毎年食べるお餅がこれ。
つきたて一番。
店主の橘さんは餅米の「こがねもち」を自ら栽培し、お餅を作っている兼業農家。
生産から販売まで、6次産業化を実現して30年以上。
こがねももちのお餅は粘りがあり甘い。
お雑煮にするとのび~る、のび~る。
実家のお雑煮は、鮭のアラで出汁をとり、イクラをのせた新潟風。
白と赤でおめでたいお雑煮です。
しかし、このお餅に危機が迫っていました。
橘さんが「後何年やれるかわからない」とつぶやくのです。
今まで家族経営で地道に続けてきましたが、ご自身も高齢になり農業を含めていつまで続けられるか分からないと……。
農業の後継者問題は日本全国の問題ですが、お正月のハレの日のお餅にも影響しています。
そしてもう一つの問題が、IT化に対応できないこと。
このお餅屋さんのお餅はネットで買う事ができません。
ネット対応の人員もいませんので、店頭販売か、電話かFAXでの注文のみ。
今時、ネットで買えないものを「ippin」で紹介するなんて、と思われるかもしれませんが、ネット社会に対応していないものに、本物が埋もれている事も知って頂きたくてご紹介しました。
日本の食べ物を食べられることがとてつもなく贅沢になる時代が来ています。
お餅屋さんが頑張れるように、日常でお餅を食べてみませんか?
2月の節分、旧暦の新年、とイベント時に。
朝ご飯の替わりにエネルギーチャージ。
お餅の汎用性は高いのです。
新潟の魚沼産のおいしいお餅を日常に。
一度味わってみてください。
あぶる真食品
※掲載情報は 2018/01/25 時点のものとなります。
タレント・新潟食料農業大学客員教授
大桃美代子
地域活性イベントも各地で行ってきたタレントとして、ニュースをはじめ、料理、クイズ、バラエティ、情報番組と、幅広い分野で活躍。 韓流にはまり、韓国に語学留学をするほど韓国好き。訪問回数も非常に多く、映画・ドラマ・文化・観光名所だけでなくグルメからパワースポットまで幅広い韓国情報通。 「阪神・淡路大震災」は大阪滞在中に、「中越地震」を新潟県魚沼市の実家に帰省中に被災し、災害と復興について考えるきっかけに。風化させないことをテーマに情報発信や、復興の為の地域活性化にも携わる。雑穀エキスパート、ジュニア・野菜ソムリエ、おさかなマイスター・アドバイザーの資格を取得するなど食育や農業に関心が高く、地元の新潟にて古代米作りもする。『桃米』として販売中。 地域活性化に取り組む団体を支援するため全国地方新聞と共同通信が設けた『地域再生大賞』選考委員を務め、各地の取組みを視察。様々な地域での取組みを紹介する講演が好評を得ている。そのほか『リアル桃太郎電鉄』、『熊本ワイチャ会議』…など、地域活性イベントも各地で行ってきた。