口福を生み出す鍋 サラダマスター

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口福を生み出す鍋 サラダマスター

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味も使い勝手も最上級。嫁入り道具に持たせたいアイテム

私は「鍋フェチ」です。
そのきっかけとなったのは、1980年半ばに読んだジャーナリスト丸元淑生先生の著書でした。当時は、「システム料理学」として、食材や調理方法には科学的な根拠があり、それを損なわない調理法をしなければならないことを、明確に表現されていました。
中でも、食材選びと同様に美味しさや栄養に多大な影響を与えると記されていたのが「鍋選び」。先生の著書には、必ずおすすめのステンレス多層鍋が掲載されていました。
でも当時の私にはとても買えない価格で、指をくわえて鍋を眺めては「いつか買えるようになるのだ」と自らを奮い立たせていたように思います。
料理の勉強をするために渡米した際、はじめに見たのは調理器具売り場でした。すると日本とは違い、アルミニウム製の鍋はほぼ見当たらず、ステンレス鍋が並んでいました。なぜ、日本はアルミの鍋が主流なのだろうか……、と長年の疑問は今なお継続中です。
自称丸元チルドレン(古い表現!)だった私が自分の料理教室をはじめるとき、譲れない条件が使用する鍋でした。2003年にスタートした料理教室では、ドイツ製のステンレス多層鍋を使用していました。「サラダマスター」は、今から4年程前に知人に紹介された鍋です。日本では聞いたことのないブランドであり、鍋のメルセデスという異名を持ち、「ステンレス製の鍋では値段が高過ぎない?」という疑問すら持った記憶があります。

 

鍋フェチの私は、まず野菜の無水調理や少量の油を使っての揚げ物など、出来るだけシンプルなレシピで従来のステンレス多層鍋との比較をしました。

すると実際に「美味しい! 確かに違う!」という驚きと感動が。いてもたってもいられなくなり、サラダマスター鍋の機能を調べてみました。
一見よくあるステンレス製鍋なのですが、「316Tiチタン合金ステンレス」という素材が使われていることで、鉄伝導と保温性が存分に発揮されています。大きな特色は「ベイポバルブ」という機能です。鍋の蓋にバルブが付いており、鍋内の温度が約87度以上の高温になるとカチカチと音を立ててサインを送ってくれます。
もともと私は、今の調理温度は全般的に高すぎると感じていました。高温で調理することで、栄養の劣化はもちろん、最近では、100度以上の調理でAGE(終末糖化産物)が作り出されることがわかったこともあり、どんな料理も、出来るだけ低温で調理する方が美味しいと感じていました。
私は100度以下で蒸す「低温スチーミング」と呼ばれる下処理方法を積極的に取り入れています。実験してみて、専用鍋でなくてもサラダマスター鍋で低温スチーミングもできることがわかりました。つまり美容や健康のことを考えられた次世代型鍋なのです。

口福を生み出す鍋 サラダマスター

卵料理は最もこの鍋の魅力を体験する料理です。鍋に室温に戻した卵4個と水を50cc程いれて蓋をして中火にかける。ベイポバルブがカチカチ鳴ったら火を弱めて5分で、黄身がとろっとした半熟卵の完成。そのまま放置すると、余熱でハードボイルドエッグになるのです。
野菜の無水調理も、この鍋なら誰でも手軽に挑戦できます。今が旬のほうれん草を鍋に入れて、大さじ1」の水を入れます。蓋をして加熱、ベイポバルブが鳴ったら火を止めてお好みの柔らかさになったら取り出します。

 

私が気に入っている点は、鍋のデザインから生まれる機能性にもあります。
鍋の持ち手ハンドルが自由に取り外しできることで、テーブル鍋としても美しい。オーブンに入れることも可能。蓋を裏返しにつり下げても、鍋が美しいキッチンのオブジェとして映えるのです。

口福を生み出す鍋 サラダマスター

さらに細か過ぎるかもしれませんが、鍋縁が360度どこから注いでも液ダレしない構造。もちろん吹きこぼれも極めて少ないので、料理をしていてキッチンが実にキレイに使用できます。
サラダマスターシリーズには色々な種類がありますが、ひとつだけというと、使い勝手のよいのは3Q(2.8リットル)かもしれません。無水調理、ご飯を炊く、煮物、揚げ物、ケーキまでOK。

 

鍋フェチからいわせてもらうと、かつてはよい鍋が嫁入り道具だったのです。アメリカのダッチオーブンがそうであったように、日本でも、吉岡鍋という無水鍋を嫁入り道具に持っていったという話を母からきいたことがあります。そして鍋は一生ものでした。いや、娘に持たせられる鍋こそがよい鍋の勲章だと思うのです。使い捨てのこの時代、鍋も汚れたらポイッ! いつからなのでしょう、日本人が使い捨ての文化を持ってしまったのは……。
ビンテージのデニムパンツに何十万もかけ、ブランドバックやアクセサリーへのお金は惜しまない人が多いのに。
毎日使う鍋、健康の素を生み出す鍋、ましてや一生ものとなれば、この値段の元はきっととれるはず。
靴にこだわるオシャレな男性、道具にこだわるイキなオヤジは、かっこいい。
私は、料理家美味しい料理は鍋からはじまります。
よい鍋は美味しい料理を作り、美味しいねって、しあわせを生み出すのです。

 

3Q鍋(2.8リットル)65,610円(税込)
スターターセットA194,400円(税込)
1Q鍋、平鍋小、3Q鍋、3Qバスケット、Sハンドル×2、Lハンドル×2、バスケットブラシ、クリーナー

※掲載情報は 2018/01/07 時点のものとなります。

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キュレーター情報

タカコナカムラ

料理家/フードディレクター

タカコナカムラ

山口県の割烹料理屋に生まれる。
アメリカ遊学中にWhole Food(ホールフード)に目覚める。
日本の伝統食・発酵食、乾物料理の第一人者として、数多くの商品開発や、オーガニックカフェのプロデュースに関わる。
現在、食と暮らしと環境をまるごと学ぶ「タカコ・ナカムラWhole Foodスクール」を主宰。

通信講座(がくぶん)では、
「野菜コーディネーター」「発酵食スペシャリスト」
「AGEフード・コーディネーター」など食と美や健康に関する講座を多数監修。

一般社団法人ホールフード協会 代表理事

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