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アメリカ料理は「ボリューム感」がポイント!?
最近、仕事でシカゴに行ってきました! アメリカは移民の国というだけあって、シカゴにもたくさんの移民がいて、イタリア系の人もとっても多い。今は2世や3世が多くて、英語しか話せないイタリア系アメリカ人も多いけど、食に関しては家庭の味にアメリカの食文化を取り入れながら代々受け継がれているんだよね。逆に、アメリカの代表的な料理はハンバーガーだと思われがちだけど、実はハンバーガーもドイツの移民が食べていたハンバーグをパンに挟んでできたものらしい。つまり、アメリカには日本料理やイタリア料理みたいな確固たるものがないのが面白い。特徴といえば、ボリュームがハンパない事かな。
シカゴ市民の胃袋を支える『Manny’s』という食堂があるんだけど、ここはアメリカの食文化を象徴する典型的なお店。とにかくお皿から飛び出すぐらいのものすごいボリュームの料理が楽しめます!
牛、豚、鶏と、とにかく肉という肉をこれでもかってくらいに、パンに挟んでくれる。高たんぱく、高カロリーの料理しかないから、デート向きではないかな。どちらかというと男性向きのお店かも。
完成したのがこちら。サンドイッチなんだけど、もう原型をとどめていません。鶏のフライとスープにもポテトが入っているのが驚きだった。大味で、アメリカのダイナミックさを感じる事ができるメニュー。旅行に行ったら、有名なレストランで食事するのも楽しいけど、『Manny’s』みたいな家族経営のお店で食事をすると、アメリカの家庭で手作りの料理を食べているような感覚になるよね! テイクアウトして近くの公園で食べるのもおすすめ! ぜひ、シカゴに行くことがあれば『Manny’s』を訪れてみてね!
Ciao!
※掲載情報は 2018/01/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家・タレント
ベリッシモ・フランチェスコ
ローマ(イタリア)出身。
現在は、イタリアと日本の文化の架け橋的な役割で活躍、多数レギュラー番組出演、クッキングショー、全国講演、トークショー、料理イベント、広告、雑誌など。開催する料理教室は満席の人気。
スーパーにある食材で作れる・簡単に出来るイタリアン、食材の「味」と作る人の「パッション」を活かしたレシピが好評。