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ドストライクなベリーベリージューシーストロベリー
『いっけっ家』さんの苺栽培ハウスに入った瞬間、鼻にふわ~っと、私の垂れ目がもっと垂れちゃうほど、身も心も吸い込まれそうな香りが届いたんです。しかも、苺は苺でも、どことなく薔薇のような香りも一緒に伝わってきたので、生産者さんに、「この苺って何ですか?」と尋ねると、「かおり野ですよ~」と。「へ~、この香りの正体は、かおり野だったんだ~。語呂あわせからできたのかなぁ。」と、ブツクサ言いながら(苦笑)、まず一つガブッと頬張ると、うわわわわ、思わず、「こんな果汁たっぷりな女になりたい」と思ったぐらい(笑)、フレッシュさと妖艶さが入り混じった美味しさじゃあーりませんか。
中身は白っぽいのに、ちゃんと甘さも際立ち、やっぱりエレガントな香りもバツグン。ついつい5個位ペロリと食べてしまいました。続けて、「章姫」に「さちのか」を交配して育成された「紅ほっぺ」もガブリ。こちらは、「かおり野」とは異なり、果実の中まで赤く、果心部分も赤い色をしているのが特徴です。果肉はやや固くしっかりとした食感があって、甘みだけでなく、酸味とのバランスも絶妙で、無論、香りもベリーグッド。まさに美味しさに包まれて紅色になったほっぺが落ちそうな「紅ほっぺ」ですね。
追伸:何を隠そう、私は、あまりにも苺が好きすぎて、「苺真希絵」と呼ばれているぐらい苺星人です。
因みに、苺一筋15年という生産者の池ヶ谷さんは、安倍川の伏流水を使用し、苗から、我が子のように愛情を注ぎ、手作業で育てあげ、農林水産大臣賞も受賞なさってるという苺界の先駆者的な存在。情熱も表情も苺っぽいと言いますか、いや、苺が池ヶ谷さんに似てるんです。ペットが飼い主に似るのと同じってことですね(笑) 。
幸せが宿る美味しい一期一会に感謝しつつ、また「かおり野」を「いいかおりの~」と言いながら、1パック一気にいっちゃいました。ま、いっけ(笑)。
※掲載情報は 2015/01/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
「そのやま」店主・フードクリエイター。
園山真希絵
1978年1月5日生まれ。出雲市出身。高校時代に「食」に目覚め、食べることでキレイになるオリジナル料理の研究を始める。「豆」をベースとした料理のお陰で、2年間でリバウンドなく健康的に27キロのダイエットに成功。 現在、雑誌・テレビ・ラジオにも多数出演。また、自らを救ってくれた 「豆」に対する恩返しも兼ね、食を通じた文化交流や地方の町おこし活動も積極的に行う。さらに、出版・商品開発・食カウンセリング・飲食店『そのやま』経営・各地の親善大使も手掛ける。オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門には福来たる- 」は毎日更新。
※『そのやま』https://www.facebook.com/sonoyama.tokyo
TEL/0363376498