記事詳細
紹介している商品
天皇家の神宮参拝が始まり、その伊勢土産として購入されている由緒正しき和菓子
古くから伊勢参りでにぎわい、「餅街道」といわれるほど老舗菓子店の多い松阪が誇る代表銘菓「老伴（おいのとも）」は、おじいちゃんが好きだったお菓子で、よく買ってきていました。子供の時はそれほど和菓子を好んで食べてはいませんでしたが、これは美味しかったのを覚えています。
あまりしっとりしていない羊羹のような餡を最中の皮ではさんだ和菓子です。糖蜜でコーティングされていて、パリッと香ばしい皮の風味とともに、紅く色づけた白あんの上品な甘みが特徴。見た目と箱にとても高級感があります。
いかにも「高級な美味しい和菓子」といった印象。今でも老伴を見ると、おじいちゃんを思い出す思い出の和菓子です。
松阪の豪商でもあり茶人でもあった三井高敏氏により、白楽天の詩集の中から、常に傍らにおきたい一生の伴侶を意味する中国の「老伴」の二字を取り命名したと伝えられているそうです。
また、最中の中心に鴻、両側に「延年」の文字を配し、幸福と長寿を表現している縁起が良い和菓子。その歴史は440年前の『柳屋奉善』の創業時に遡り、古代中国の瓦に刻印された不老長寿を表す文様を写し取った型で粉の生地を焼いたのがはじまりだそうです。
以前、偶然にもNHKスペシャルで三井高敏役を演じました。そんなことからも、この菓子にご縁を感じており、これからも小さい頃からの思い出のお菓子のひとつとして大事にしていきたいです。
小老伴8枚入：1,400円（税込） 保存約1ヶ月
小老伴4枚入：700円（税込） 保存約1ヶ月
※昔ながらの製法ですので合成保存・甘味・着色等は一切不使用です。
※掲載情報は 2017/12/18 時点のものとなります。
- 6
キュレーター情報
俳優・ナレーター・声優
小倉久寛
１９５４年 三重県出身。伊勢高等学校、学習院大学卒業。中村雅俊さんに憧れて役者を目指し、大江戸新喜劇に入団。そこで三宅裕司と出会い、１９７９年三宅率いる劇団スーパー・エキセントリック・シアターの設立に参加する。ＮＨＫ「ヤングスタジオ１０１」、「笑っていいとも！」等で知名度が上がり、ドラマ、映画にも多数出演。最近はナレーター、声優としても活動している。ナレーターとしてはＢＳジャパン「まさはる君が行く！ポチたまペット大集合」テレビ朝日「イチから住」のレギュラー番組を持っている。また、２０１８年１０月１２日（金）～２８日（日）劇団スーパー・エキセントリック・シアター第56回本公演「テクニカルハイスクールウォーズ鉄クズは夜作られる」サンシャイン劇場に出演する。
