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親子二代、三代続けてのファンも多いチーズケーキ
仕事柄、車であちこち回ることも多いのですが、掛川市郊外での仕事の帰り、赤い看板とかわいらしい建物が目に留まりました。
気になったので、地元の方に聞いてみると、チーズケーキが有名なケーキ屋さんだとのこと。これは寄ってみるしかないと、早速その日の帰りにお店へ！
やはり地元の方の口コミは大事ですね。酸味とコクのバランスが絶妙で、甘すぎずまったりとしたまさに私好みのチーズケーキとの感動の出会い！
この感動のチーズケーキを生み出す『マッタ―ホーン』さんは、掛川市内で1977年に創業した地元に愛される老舗のケーキ屋さん。掛川駅前から今の場所に引っ越してきて今年で8年目。
場所が変わった今も、以前からの常連さんも多く「こどもの頃からお誕生日などのお祝いのケーキはこのお店のもの！」という掛川っ子も多いそうです。
現在は二代目の後藤真典さんが、お父さんからの伝統の味を引き継いでいます。
材料やレシピは、古き良きものは残していきたい気持ちから、お父さんや修行先から受け継いだものをベースに新しく、また質の良いものを取り入れ、こだわり吟味しいるとのこと。
店内のショーケースには色とりどりの美味しそうなケーキが並んでいます！30種類ほど並ぶケーキの中でもチーズケーキは、お店一番人気の商品だそうです。
この味を求めて、親子二代、三代とお店を訪れるお客さんもいらっしゃるのも納得のおいしさです。
食べたときに感じる深いコクと酸味は、2層になったチーズが決め手！
酪農王国デンマーク産のクリームチーズで酸味を、高品質の生クリームとあわせたサワークリームでコクを出しているとのことですが、そのバランスが絶妙なんです。
まったりとした奥深い味わいのチーズケーキならではの満足度はありながらも後味サッパリとした食べ口は、これぞ大人のためのチーズケーキ！
2層のチーズが流し込まれた底の生地には、クッキーにケーキのスポンジを乾燥させて砕いたものを混ぜているそうですが、そのザクザクとした食感も濃厚なチーズのコクと相性抜群です。
チーズケーキは、ホールタイプもあり手土産にもオススメです。
驚きはそのお値段！ ホールケーキがこのお値段で！？とビックリ！！
「今も昔も、そしてこれからも地域に根ざしたお店でありたい」と、「お客様が買いやすく親しみやすいケーキをお届けしたい」という創業時の想いを継承し、ケーキの価格はできるだけ抑えているそうです。
変わらず地元に愛される理由は、おいしいケーキの味はもちろんですが、先代からしっかりと受け継いでいるお客様を大事に想う心が伝わっているからかもしれません。
店名の由来は、父、息子と二代続けて修行した半世紀以上続く東京の老舗洋菓子店から。
『マッターホーン』という店名同様、スイスをイメージさせる女性スタッフの民族風衣装の制服もとても可愛らしい。ぜひお店を訪れてみてください！
チーズケーキ
【価格】350円(税込)/1カット ホール 1,600円(税込)～
定休日 木曜日（祝日、イベント、年末年始は19時まで営業）
御注文はFAX（0537-24-3423）で。（ただし、生菓子は応相談とのこと）
※掲載情報は 2017/12/21 時点のものとなります。
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キュレーター情報
食のトータルプロデューサー
松本侑己
静岡県出身。
温暖な気候と豊かな自然に囲まれた食の宝庫静岡県。
実家が食品関連会社であり、幼少の頃より食の大切さを学ぶ。
フードコーディネーター、調理師等の資格取得後、フリーのフードプロデューサーとして東京、横浜他各地で活動。
地域貢献のため活動拠点を地元静岡に移し、食を通じて美と健康をプロデュースする「株式会社 アビリティ フィールズ」を設立。
代表取締役を務めながら自身がブランドとなり、飲食店や食品会社のコンサルティング、レシピ開発、テレビ料理番組出演、調理師専門学校ではフードコーディネートの主任教授を務めるなど、食のトータルプロデューサーとして幅広く活躍中。
また、女性起業家としても注目され、新聞、雑誌等に取り上げられ、2015年には静岡銀行主催しずぎん起業家大賞女性起業家賞を受賞している。
自社オリジナルブランドの企画・開発・販売にも注力し、静岡県産の果物を独自の方法で調味・乾燥したサクサクの新食感ドライフルーツ「果実の気持ち(くだもののきもち)」が静岡県新商品セレクション最高金賞、フード・アクション・ニッポンアワード2016「究極の逸品」100選に入賞するなど数々の賞を受賞。
