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誰もが知っている名作がコーヒーで味わえます
以前から気になっていた、『やなか珈琲』。
選んだ豆をその場で焙煎してくださるという、今までないスタイルに興味津々でした。
美容院の帰りにお店がある自由ヶ丘店へ伺いました。
最初に好みのコーヒー豆を選んでから、ペーパー用、エスプレッソ用など挽き方を選びます。
10分程度待つと、その場で焙煎したコーヒー豆を渡してくださいます。
今回は迷ったあげく、ナッツやチェリーの様な香りがするという、コロンビアのガレーラスバレーを選んでみました。
お店の奥からは焙煎中のコーヒー豆のとっても良い香りが!
接客してくださった女性も、コーヒーマニアという風情で期待が高まります。
お会計をしていると、パッと「夏目漱石」の文字が目に入りました。
と同時に「NEC」の文字も。
店員さんに伺ってみると、小説の読後感をAIに学習させてブレンドした豆とのこと。
AIがコーヒーまでブレンドしてしまうとは驚きです。
お菓子の仕事を始める前は、NECで10年以上働いていた私。
ご縁を感じて、夏目漱石の「こころブレンド」もお願いすることに。
持ち帰る途中にもコーヒーの良い香りが漂ってきて、いつもより急いで帰宅しました(笑)。
レッスンで作ったカトルカールショコラと一緒に頂きます。
チョコレートのカカオの香りと、深煎りのコーヒーの香りが絶妙で、充実したコーヒータイムになりました。
この「飲める文庫」は、NECのデータサイエンティストが、文学作品に関する1万件以上読後感を、コーヒーの、苦味・甘味・余韻・クリア感・飲みごたえの 味覚指標に変換した学習データを作成後、AI(NEC the WISE)が分析モデルを作成。
それをもとに、『やなか珈琲店』のカップテスターが6種のブレンドコーヒーを考えられたそうです。
日本の名作小説を、AIがどんなテイストに再現するのか気になりますよね。
期間限定ですので気になった方はお早めに!
※掲載情報は 2017/11/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ジュエリースイーツ・デザイナー
永田かおり
みなさまこんにちは、ジュエリースイーツ・デザイナーの永田かおりです。
会社員時代、ふと手にした加藤千恵さんの本に載っていた、ジュエリーのような美しいお菓子の写真に感銘を受け”私も先生のようになりたい!”とお菓子作りに夢中になりました。
月日は流れ今は自分がお伝えする立場に。
リラックスして学んでいただけるように、自宅で主宰する少人数制でサロン形式の教室(K's tableお菓子教室)のモットーは、”ジュエリーのように美しいスイーツが簡単に作れるお菓子教室”です。
2005年に開講したK's tableお菓子教室はみなさまに支えて頂き、今年で12年目に入ります。
その間約7,000名の生徒さんが学ばれ、教室でご紹介したレシピも500を超えました。
レッスンに通って下さる生徒さんの成長や、お菓子を召し上がってくださる方たちの笑顔、そして会社員時代には出会えなかった方々との出会いが、私の宝物です。
著書は、「キャラメルスイーツの本」「家で作れる生スイーツ」「はじめてでも作れるおいしいお菓子」