Twiglets(トゥイグレッツ)
Jacob’s
皆さん、子どもの時から大人になっても食べているお菓子はありますか?僕にはあります。今でもイギリスに帰る度に、スーツケースの半分はそのお菓子で埋め尽くされます。中毒性がとても高いそのお菓子の名は、「Twiglets(トゥイグレッツ)」。この名前を聞いただけで、今すぐビールが飲みたくなります。このお菓子を好きなのは僕だけじゃあありません。イギリスの前首相、デーヴィッド・キャメロンや、イギリスサッカー界のスーパースター、イアン・ライトも大好きなお菓子でもあるのです!
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「Twig」とは小枝の事で、「lets」は小さいという意味です。写真を見ると分かるように、まるで小枝のような形や色をしているのでそう名づけられました。小麦を棒状にして焼いたお菓子で、マーマイトのようなビールのイースト菌で表面をコーティングしてあるので塩辛く、ビールが止まらなくなります。小さい時には、おやつとして食べていました。でも今は、ビールとセットじゃないといけません。イギリスでは、スーパーはもちろんパブやバーにも置いてあります。ばら撒き用のイギリス土産には「twiglets」が断然おすすめです!
Jacob’s
※掲載情報は 2017/11/08 時点のものとなります。
「SWAN&LION」オーナー
イアンギビンス
イギリス西部の街ブリストル生まれ。10代の頃、母親の影響から料理に関心を持つ。ロンドンで弁護士として働いたのちオーストラリアへ移住。オーストラリアで自家製の果実や野菜の保存術に目覚め、イングリッシュ・チャツネやピクルスやジャム作りを始める。仕事で来日した日本で、日本料理の奥深さや食材のクオリティーの高さを実感し、2015年に日本の食材を使って英国伝統のミートパイをはじめ日本ではなかなか味わえないスイーツを中心に販売し、ケータリングも行う「SWAN&LION」を市ヶ谷にオープン。イギリスの伝統を継承しながらも、日本のテイストを取り入れていくスタイルが評判となり、多数のメディアでも取り上げられる。