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チュニジアは世界有数のオリーブオイル生産国
チュニジア料理に必ず使う材料といえば、オリーブオイルです。日本ではあまり知られていないかもしれませんが、チュニジアは世界第5位のオリーブオイルの生産国です。家庭でも毎日たくさんのオリーブオイルを使うため、一年分(約150リットル)のオリーブオイルを購入し、常備しています。一般に、北部のオリーブオイルは香りが強く、南部のオリーブオイルはマイルドとされ、家庭ごとに好みに合わせてセレクトします。
近年注目を集める 高いポリフェノール含有量の多さ
チュニジアのオリーブオイルは、クオリティが高く、ポリフェノールの含有量が、ヨーロッパ産のものに比べて10倍?20倍のものもあることがわかってきました。これは、近年筑波大学とチュニジアの研究機関との共同研究により、チュニジアの変化に富んだ気候が影響していると考えられています。味わい、香りがよく、栄養価も高いチュニジアのオリーブオイルを日本の皆さんにもぜひ知っていただけるとうれしいですね。
国際オーガニック機関・トリプル認証のオイル
チュニジアには多くの有機オリーブオイル商品があるが、今回ご紹介するのは、チュニジア北部の高地で栽培され、昔から変わらず自然栽培(完全無農薬・無肥料)にこだわるオリーブ農園HUILNOR(ウィルノード)のエキストラバージン・オリーブオイル。果実を傷つけないよう、収穫はすべて手摘みで、金色がかった黄緑色のオイルはフルーティです。
チュニジアのオリーブは、半砂漠性気候と塩性土壌という厳しい環境に耐えて育ち、抗酸化力のあるポリフェノール成分をはじめ、抗菌・抗アレルギー成分が豊富に含まれます。地中海の人々は、毎日、穀類、豆類、野菜、果物に加えて、オリーブオイルをたくさん使います。“オーガニックDONIA”は、国際オーガニック機関・トリプル認証のオイル。摘みたてオリーブ果実そのままの味わいで、フルーティ&RICHポリフェノール。2013年OLIVEJAPANで金賞を受賞しました。
※掲載情報は 2014/12/22 時点のものとなります。
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キュレーター情報
チュニジア大使館
チュニジア共和国はアフリカ大陸に位置し、北と東は地中海に面しています。首都はチェニスでアラビア語が公用語ですが、フランスの影響が強く、フランス語も広く普及しています。歴史的には、地中海貿易で繁栄したカルタゴやカルタゴの武将ハンニバルが有名です。地形的には南北に細長く、地中海に面する北の地域は自然を南の地域は砂漠を楽しめます。代表的なチュニジア料理はクスクス、ブリックなどが有名で、トマトやチーズを多く使うなど隣国のイタリア料理の影響も受けています。オリーブオイルの輸出量が世界5位で、ほとんどの料理にオリーブオイルを使用します。沿岸地域では新鮮な魚料理も味わえます。スイーツは乾燥したなつめやし(デーツ)をつかったものが多く、さまざまな種類のお菓子が楽しめます。