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口の中で薫る豊かな小麦粉の風味の手延べ麺
「播磨喜水」の白を頂いた時に、これって素麺なの?喉ごしが滑らかなだけではなく、ふわっと広がる優しい香り、喉ごしだけではなく弾力もあり歯ごたえもある麺。この香りって小麦粉の風味なのか?素麺は素朴でシンプルな食べ物だけど、これは美味しいと感激しました。私が初めていただいたのは白ですが、他に赤や黒があります。自然豊かな山と川に囲まれた播磨の地にて、江戸時代から変わらない道具で手延べ麺を作っています。早朝から、気温や湿度に合わせ、その日によって作り方を調整しているそうです。材料は厳選された最高の小麦粉で、帯が巻かれるまで人の手で作られています。麺をよく見ると太さが少し違ったりしていますが、これが手作りの証ですね。
パッケージがおしゃれで、手土産には最適です。一箱分もちょうど食べきりサイズで海外へのお土産にも人気です。
白は夏場に良く頂きましたが、秋から冬にかけて私は赤を頂きます。赤は平打ちタイプの太麺になります。噛み応えもあり、しっかりとした味はどんな味にもあいます。寒い時にはきのこ汁を作ったり、すき焼きの最後の締めにこの麺を使ったりしています。麺がしっかりしているので濃い味との絡みが絶妙です。
黒はそば粉をブレンドしていますが、普通の蕎麦とはまたひと味違う風味を楽しめます。
これから寒い時期には、白はお雑煮に入れたりグラタンなどにも入れて使えます。また、残ったカレーに赤を入れたりと・・・。
さらに、年越し蕎麦にも黒を使ったり、いろいろアレンジできそうです。
お歳暮やクリスマスプレゼントにも使えそうなおしゃれなパッケージは、ギフトにも重宝しそうですね。
※掲載情報は 2017/10/26 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理家 salon de R主宰
山田玲子
1995年~浜田山の自宅にて料理教室「Salon de R」を主宰。 小学生の国際交流の活動を通じ、食する事は人の輪なり・・と感じ「美味しい料理はあなたを想う温かい心から」をコンセプトに。 マダムなおうちごはんを大笑いの中、無理なく楽しく大胆に調理!お料理とともにおもてなしのコーディネートから笑いの心意気まで伝授いたします。国内はもとより、NYやヒューストン、スペイン、韓国、シンガポールなど、海外でもレッスンを開催。各地で食を通じて人々と交流を深めている中で「食は一番身近な外交」であると実感。企業の料理教室講師や、食品会社のレシピ開発やケータリング、各種イベントや 食とコミュニケーションなどのタイトルで講演会も多く開催。
2002年家庭画報「とっておきのおかず大賞」審査委員特別賞受賞
著書として
「おにぎりレシピ101」英訳付き ポット出版
「サラダBowlレシピ」大和書房