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「ちょっと小腹が空いた時に、テイクアウトできる美味しいもの」を探していた私のアンテナに引っかかった一品。街中で評判のお店に、テイクアウト用に作られたサンドウィッチがあるとか。「小腹が空いた時によさそう」と言ったら、「結構ボリューミィーだから、食事としての差し入れにもいいよ」とのこと。足を運んでみると、なんとも美しい卵の黄色に衝撃が走るサンドウィッチを発見。どうやら「キング・オブ・卵」とも言うべき、こだわりの素材を使っているらしい。今回はこの「厚焼きたまごと たまごのサンドウィッチ」をご紹介しましょう。
街中のビルに癒しの食空間「ビオカフェ」登場
『人と自然に優しい』をコンセプトに今年オープンした「ビオカフェ」。宮崎市橘通4丁目にある九州電力ビル1階にあって、毎日ランチを楽しむお客様で賑わっています。
宮崎県内の生産農家さんを自ら訪ね、買い付けをしているという宮田猛敏オーナー。店舗では、新鮮な野菜が食べられるだけではなく、安く購入出来るコーナーも。お子様連れでも安心して、楽しく通えそうです。
あの名古屋コーチンを宮崎で飼育生産した地鶏の卵を使用
こちらが食欲を刺激する「厚焼きたまごと たまごのサンドウィッチ」(600円・税別)。ところで、美味しいものを食べた後に、「家で待つ家族にもお土産を」と考えたことってありませんか?また、「これから伺う先様にちょっとした手土産を気軽に購入できたら」ってこと、結構ありますよね。わざわざ何処かに立ち寄って購入するのもいいけど、「今行ってきたお店で購入した差し入れ」って気軽に手渡したい時もあります。そんな時にピッタリな「厚焼きたまごと たまごのサンドウィッチ」。
こだわりの素材がこちら。宮崎県小林市にある「地鶏の里」で提供されている「飛来幸地鶏(ひらいこじどり)」の卵。名古屋コーチンのひよこを生まれた翌々日から飼育し、生産しているそうです。
なかなか個人では手に入らない「幻」とまでいわれるこの卵。割った瞬間にその違いが分かります。まるで臭みのない美しい卵。白身はサラッとしていて透明感があります。そして、黄身の鮮やかさ、プルプルっとした弾力。なんと、黄身に箸を入れると、中身が飛び出すことなく綺麗に二つに切れるんです。驚きの卵。
さらに驚くことに、たまごフィリングには仕入れ価格が1個約50円というこの「飛来幸地鶏」の卵を3個とその他の卵3個、合計6個の2種類の卵をブレンドし、三温糖・マヨネーズ・白だしを合わせて作られています。
そこには、食材にこだわった宮崎産の卵を使い『大阪の厚焼きを使った“たまごサンド”を宮崎でも提供したい。お客様に喜んでいただきたい』という福留敏弘シェフの思いが込められているようです。
厚さ約3センチ、大きなお口でどうぞ!
テイクアウトできる「厚焼きたまごと たまごのサンドウィッチ」はボリューム満点。なんと!厚焼きの厚さは約3センチ。2種類のサンドウィッチが交互にパッケージされています。上からはアクセントにブラックペッパーを。テイクアウトであるということを念頭に、どう厚焼きを作ったら良いのか考えて作られた一品。
帰宅後は、福留シェフオススメの食べ方でいただいてみました。軽く電子レンジで10秒ぐらいから温めて、お好みの加減でお召し上がりください。熱くなり過ぎないように気をつけてくださいね。
濃厚な卵の旨味を十分に楽しむことができる厚焼きたまご。三温糖の甘味も優しくて気持ちがほっこりとしてくる感じ。そのままだと、巻いた厚焼きたまごの食感がしっかりと感じられますが、少し温めるとフワッとした柔らかさと出来立て感を再現できるようです。私も温めていただく方が好きでした。
普通の「たまごサンドウィッチ」はもちろん、「厚焼きたまご」は洋カラシが効いていてもう本当に絶品。「厚焼きたまご」の方に、より洋カラシを使っているとか。食べたときの全体のバランスの良さはシェフのこんなところへの気遣いもあってのことなんですね。しかも、厚焼きには、普通のマヨネーズで和えた卵もダブルでサンドしてあるんです。芸が細かい。
食欲の秋。お腹を空かせて返ってくる子供達や家族へ、「今日ランチに行ったお店でね〜」なんて会話を楽しみながら、一緒に頬張ってみてはいかがでしょうか。また、まだ食べたことがないあの方へ「厚焼きたまごと たまごのサンドウィッチ」の手土産をオススメします。
人と自然にやさしいbio cafe
電話:0985-25-8820
定休日/日・祝日
※掲載情報は 2017/10/21 時点のものとなります。
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キュレーター情報
MC・フードコーディネーター
岩切あけみ
宮崎県生まれ。現在、宮崎県を中心に式典・イベント・パーティ等のMCとして活動中。テレビ・ラジオのパーソナリティ時代に「食のレポーター」として活動したことがキッカケで「食」の世界に興味を持ち「トータルフードコーディネーター」の資格を取得。フードコーディネーターとして宮崎食材に係るレストランイベントやプロモーションに参加。コーディネートから司会までトータルで手掛け、宮崎や東京の料理人たちと繋がりながら、独自のコーディネート・スタイルを確立中。その他、サービス接遇・ビジネス検定・秘書検定・医療事務等の資格を持ち、講師として教壇に立つことも。まだまだ「好奇心」が止まらない宮崎県人。【主な仕事】MC / フードコーディネーター / 百貨店等のアドバイザー / スーパー等の店舗インテリアコーディネート 等