砂糖きびの産地伊江島。沖縄の離島の新銘酒 “ラム酒“

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さとうきびジュースから醸すラム酒“クリスタル”、オーク樽で熟成の“ゴールド”

砂糖きびの産地伊江島。沖縄の離島の新銘酒 “ラム酒“

 お仕事と遅めの夏休みで沖縄に行ってきました。今回は中部の名護に滞在し、どこか離島に行きたいなといろいろ考えて訪問したのが、伊江島でした。
沖縄本島北部、本部半島の北西に浮かぶ伊江島(いえじま)は、美ら海水族館の正面から見える、とんがりぼうしの城山(ぐすくやま、通称:いーじまタッチュー)がそびえるのどかな島。本部港からフェリーに乗り30分で到着します。
 伊江島は、外周21キロ程度の小さな島で赤土土壌なのでお米は栽培できず、昔からさとうきび、島らっきょ、落花生などの生産が盛んです。
 以前から気になっていた7年前より製造を始めた伊江島の新しい産業のラム酒工場見学をさせていただきました。案内のスタッフの方が、とってもお話上手で話に聞き入ってしまいます。ラム酒マイスターになれそうなくらいいろいろ丁寧に教えてくださいます。

 

 さて、世界中のほとんどのラムは砂糖の精製途中で出る糖蜜からアルコール発酵し製造しており、伊江島蒸留所では昔からの産業さとうきびの圧搾汁濃縮し使用しアグリコール製法という世界の中でも珍しい製法でラム酒を作っているとのことです。
出来たラムは冴えが美しいクリスタルとそれを北海道・余市のウイスキー熟成に使用したオーク樽で熟成したトパーズ色のゴールドと2種あり、クリスタルはモヒートなどのカクテルに、ゴールドは、樽のバニラ香をシンプルに楽しむべくロックやハイボールでいただきたいです。
 私は、ゴールドを購入、ロックでちびちび楽しみたいです。おつまみは伊江島の黒糖ピーナツで、決まりです。
 伊江島蒸留所見学は要予約。伊江島に行かれる際は、立ち寄り必須でお勧めいたします!

砂糖きびの産地伊江島。沖縄の離島の新銘酒 “ラム酒“

オーク樽で熟成中

※掲載情報は 2017/10/05 時点のものとなります。

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キュレーター情報

金高 愛

料理家、酒醸造家

金高 愛

〇主な業務:食を通して“掬ぶ“”作る“”伝える“
九州のおいしいもの、こだわりの生産者を消費者に伝えることを目的とし、食のイベント、食空間の演出、食のコーディネイターして活動中。
・食空間コーディネート・料理イベント主催。
・イタリア郷土菓子・料理ケータリングCampo d’Oro(カンポドーロ)ディレクター・シェフ
・福岡県飯塚市の瑞穂菊酒造(株)純米吟醸酒“小菊”醸造責任者
〇免許・資格:管理栄養士・ソムリエ(日本ソムリエ協会認定)・フードコーディネイター・木村ふみテーブルトップコーディネイションディプロマ、狩猟免許(銃・わな)
〇略歴:大学卒業後、イタリア料理のコックとして6年間務める。その後、飲食総合コンサル会社勤務後、独立。イタリア・日本の生産者やいろいろな地域を訪ね歩き、郷土料理の研究、調査を行う。漁業、狩猟、酒醸造まで経験。料理のみではなく、器、室礼、伝統工芸にも興味を持ち、食環境プロデューサー木村ふみ氏に師事。

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