記事詳細
紹介している商品
ビールに混ぜると、カクテル「シャンディーガフ」に
果物や野菜など素材の味を大切にしたジャムやドレッシング、飲料やデザートなどの製造・販売を行う「セゾンファクトリー」。商品は一流百貨店やホテルで取り扱われる人気ブランドです。1989年創業で山形県東置賜郡高畠町に本社を置く同社。ビジョンには「こだわりのフードブティック」「メイド・イン・ジャパン(を世界に)」「食のスーパーブランド」などのキーワードが並んでいます。現在、各種メディアでも注目される存在で、まさにその通りの道を突き進んでいる印象です。多岐にわたる商品の中で、今回注目したのは「飲む生姜の力」。これとは別に「甘くない 飲む生姜の力」という商品もありますが、今回は初めてということもあり(ノーマルな?)こちらを手に取ります。
瓶もおしゃれですね。ドリンク名に付いているコピーは「パワードリンク」。特に寒くなる季節には味方につけたい商品でしょうか。ボトルには「高知県産生しょうが汁59g レモン果汁・はちみつ入り」との表記。おすすめはオンザロックやストレートとあります。まずは一口だけストレートで……生姜の辛さを“覚悟”しながら飲み干します。うん、大丈夫(個人的には)。しかし、思いっきり素材の味が前に出てくるので、独特の辛さは後を引きます。次は氷を入れたグラスに注ぎ、ゆっくりと味わいながらいただきます。ロックもいいですね。少し身体がポカポカしてきます。続いておすすめ以外に、どういうアレンジがいいのか……生姜関連のレシピを思い出してみます。最初に浮かんだのが、ビールにジンジャエールを加えたカクテル「シャンディーガフ」。個人的にも大好きなビール、ここにこのドリンクが入ると……まぁ間違いないでしょう。早速試します。おっ、これはいい!大成功です。上品なカクテルが、2つのものを混ぜるだけという速攻で完成するので、お客さんなどにポンっとビールだけ出すよりは、気の効いたおもてなしになるでしょう。ベースは生姜なので、飲むだけでなく料理の薬味、調味料としてもいろいろ派生活用ができそうですね。Webサイトで調べると、醬油やゴマ油などと混ぜてドレッシングにするようなものもありました。人気ブランドの、使い勝手が良くパワーももらえる逸品を、手土産にいかがでしょう。
※掲載情報は 2017/10/02 時点のものとなります。
- 5
キュレーター情報
コピーライター、グルメガイド
菅野夕霧
コピーライター、PRコンサルタント、Yahoo!ニュース配信元の『市ケ谷経済新聞』編集長。グルメや酒、沖縄離島旅が趣味。特にランチは“狙い”を定め、日々電車に乗って都内を中心に食べ歩いている。甘いモノを苦手としている関係で、“甘くない”土産の逸品を追求中。現在、All Aboutグルメガイドとして老舗店を紹介する「100年店ランチ」、日本トランスオーシャン航空の機内誌『Coralway』にて、「小さな島の小さな食堂」を連載中。著書に『ヤフートピックスを狙え』(新潮社)など。