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蜜が詰まった幻のりんごに出逢った
子供の頃は、冬の果実といえば、みかんとりんごの2トップってイメージだったんだけど、いつの間にかりんごって距離置くようになっちゃってたんですよね。
なんか固いし、むくのめんどいし、スカスカしてるのあるし、サラダに入ってマヨネーズと和えられたりしてたら救いようがないし。
そんな時に、雹害(ひょうがい)で傷ついて市場に出せなくなったりんごのイベントの話を聞いたんです。捨てられちゃうりんごでも、美味しいなら勿体無いよね、と気になって。
そのプロジェクトの名前が「雹kissりんご」。
傷ついて商品にならないという流通のイメージを払拭し、雹がりんごを美味しくしちゃったよ、というチャーミングなネーミング。
イベントで試食したりんごは、ふじ、王林、高徳の3種類。驚いたのは、高徳という小さめのボディに蜜が詰まってるなんともエロチカルな品種。サクッとした歯ごたえは梨っぽかったり、味はパイナップルのエッセンスも感じたりと、これまでのりんごの概念を見事に覆してくれました。デパートで1玉1000円で売られる理由がわかります。
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生産者から話を聞いて驚いたのは、りんごがで傷つくことで自己治癒力が強くなり、普段よりも甘味が増すんだとか。
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ちなみに、一番美味しいりんごの食べ方は、皮ごとまるかじり。皮の裏が一番美味しいから、そこを捨てるのは勿体無さすぎるんだって。あと、もぎたては、果汁が腕に流れだすくらいみずみずしいらしい。これは現地に行かないと体験できないらしいので弘前に行ってみたいです。
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クリスマス(12/25)までは、このサイトからも特別価格でりんごが買えるんで是非箱買いしちゃってください。ボクはこの日バラで6個くらいかったんだけど、あまりに美味しくて、翌日のイベントで2箱買って、その場で仲間たち家族と分けあっちゃいました。
http://hyokissringoo.peatix.com/
(このサイトの「チケットを申し込む」をクリックすると購入できます。)
ハッキリ言って、買う方の立場からしたら、きれいそうに見えても流通の果てに実は疲れてるリンゴより、産地の生産者が自信をもって美味しいと言ってる傷ついたリンゴの方が、遙かに食べたいものなんすよね。しかも中間マージンがなくて安いのなら、断然後者の方を選びたい。
まさに「ippin」向けの逸品、これを機に是非食べてみてください。
※12/25クリスマスまでの限定・産地支援企画です。
※掲載情報は 2014/12/19 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ブロガー、ライター、フォトグラファー
kyah
10年以上続けているブログ「漢(オトコ)の粋」の著者。TVのグルメガイドや、雑誌の食・旅ライター、雑誌・Webのカメラマンなど幅広く活動中。
京都の伝統工芸を、ミラノサローネをはじめ海外向けに展開するCool Japanプロジェクト「GO ON」に参画。京都の若旦那衆と共に、雅でクールな日本文化を世界に向けて発信中。
【主な活動】
・TV イッツコムの街歩き番組「Talk 優 散歩」にてグルメガイドを担当
・雑誌 「MADURO」(http://maduro.jp/)にてレストラン紹介コーナー『やんちゃテーブル』を担当
・イギリス政府観光庁&キャセイパシフィック航空&マンダリンオリエンタルのブロガーツアー(http://www.cathaypacific.co.jp/london/)やバリ島のラグジュアリーホテル&ガルーダ・インドネシア航空をはじめ、多数のブロガーツアーに参加
・食のインフルエンサーユニット「たべあるキング」イタリアン担当(http://www.tabearuking.com/)
・読者モデルとして10年以上活動