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35年の歳月が生んだ、チーズケーキの完成形
その至福の味を体験したくて、鎌倉駅からタクシーにのり、新緑にかこまれた小さなショップにたどり着いた時の感動は、今でも脳裏に焼き付いています。いただいたのは『ハウス オブ フレーバーズ』を代表する極上のチーズケーキ。
ひとくち口に含むと、艶やかで濃厚なクリームチーズと爽快な余韻を残すサワークリームが、口中で完璧なマリアージュを生み、きめ細やかな食感を残しながら、スッと消えてゆきます。その濃密さとはかなさの妙がたまらなく印象的で、一瞬にしてこのケーキの虜になってしまったのでした。それもそのはず、材料の配分を決めるのに、試行錯誤を重ね、35年もの歳月を費やしたのだとか。
こうして完成した完璧なチーズケーキ、今ではインターネットでもオーダーすることができます。ちょっと良いお値段ですが、一口たべたら決して後悔はしないはず。出会ったら最後、すっかり魅了させられてしまう魔性のケーキをぜひご堪能ください。
※掲載情報は 2014/12/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ワイン研究家 株式会社食レコ 代表取締役
瀬川あずさ
聖心女子大学卒業後、施工会社の秘書を務め、多くの飲食店のリーシングや施工業務に携わる。その後、趣味が高じてワインエキスパート、日本酒利酒師の資格を取得。記者・ライター業、飲食コンサルティング業、ワイン講師など食やワインにまつわる仕事に精を出す。2014年、食に特化したリレーションサービスを提供する 株式会社食レコの代表取締役に就任。ワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」新宿校の主幹講師も務め、食やワインを通じた豊かなライフスタイルを発信している。
