北限の地より、果汁溢れる梨を。「太陽と雨と風が育てた北浦梨」

北限の地より、果汁溢れる梨を。「太陽と雨と風が育てた北浦梨」

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太平洋側で北限と言われる梨の栽培地から

宮城県遠田郡美里町北浦。この地区では梨の栽培が盛んです。

「北浦梨」とは品種名ではなく、この地区で育てられた梨の愛称。品種は幸水、豊水、20世紀梨など、時期に合わせて出荷されています。
歴史はさかのぼり、明治時代に1本の苗木が持ち込まれたことから、大正時代に本格的な栽培が始まったとのこと。和梨の栽培ではここが太平洋側の北限と言われています。この地区は、冬、寒いながらも広々とした平野に雄大な川が流れ、陽の光と風通しの良さが梨の甘みを育てているのかもしれません。

菅野農園の菅野さんは和梨、洋梨、りんごなどを育てています。
背が高く陽に焼けたなかなかのイケメンさん(画像なくてごめんなさい!)。


菅野さんの梨は、化学肥料を使っていません。

長く果樹を見つめてきた経験から、化学肥料を使えば使うほど、実は大きくなるけど病気にも弱くなる。
なるべく自然に元気に育ってほしい。
そう思って余計なことはしないのだそうです。
消毒は適正な量で最低限しています。

それはカビの毒を考えた時に、お客様に安心して食べて頂きたいからとのこと。
だから今流行り言葉のようになってしまっている「オーガニック」や「有機栽培」ではありませんが、「太陽」と「雨」と「風」の力を使ってのびのびと育った梨なのです。

 

今年は雨が多く、ちょっと水っぽいかなー、なんて言いながら渡された梨はとんでもない、それは甘くてとてもジューシーで。
わらしべ長者のストーリーの中で、お姫様が喉を潤すために食べたのが梨だったことをふと思い出しました。果汁溢れる北浦梨は喉を潤し心まで元気にしてくれそう。
北浦の「太陽と雨と風」を感じながらぜひ食べて頂きたい逸品 です。

北限の地より、果汁溢れる梨を。「太陽と雨と風が育てた北浦梨」

北浦梨

菅野農園 TEL:080-5568-3820

※掲載情報は 2017/09/11 時点のものとなります。

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キュレーター情報

佐藤千夏

フードクリエイター

佐藤千夏

結婚後子育てをしながら各種料理コンテストに出品し、入賞経験多数、全国優勝も経験。2002年自宅料理教室「紫山のごはん会」を立ち上げ、参加者6人でスタートした教室は口コミのみで2年後に月100人が来る人気教室に。家族の健康を一番に考えた体に優しい食材を使ってシンプルなレシピを目当てに、現在年4回開催される教室は毎回抽選になるほど。彩よく楽しむ工夫を添えての提案には定評がある。料理教室と平行して商品開発、レシピ開発、飲食店メニュー開発、セミナー講師などを手がける他、2016年より台湾、2017年は香港でも料理教室を開催。東北の食を海外に広めるべく飛び回る毎日。

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