「越前打刃物」の伝統をステーキナイフに! 日本が誇る切れ味です

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日本の技術を結集した切れ味抜群のステーキナイフ

「越前打刃物」の伝統をステーキナイフに! 日本が誇る切れ味です

レストランで肉料理になると、切れ味にこだわったステーキナイフが、登場することが普通になってきました。たいていは、フランスのライヨール製が登場することが多いですね。
2013年、ボキューズ・ドールという、知名度抜群の料理コンクールに出場する日本チームは、これを潔しとせず、「せっかくならカトラリーも日本製を」と包丁メーカーと『サムライエッジ・プロジェクト』という開発に乗り出しました。そして出来上がったのが、『アシンメトリー』というナイフ。

 

なんでも、70層も重ねて鍛えた刃で、そのために独特の雲母状の紋様が出るのだとか。機能性を追及したハンドル部の形状が左右非対称であることがネーミングの由来です。持ちやすさにこだわった持ち手は中空になっているため、重すぎず、刃は和包丁の特徴、片刃を受け継いでいます。ですから切れ味がいいことは請け合い。まさに柳刃包丁のように、引いて切ることですっと塊肉が切れていきます。

「越前打刃物」の伝統をステーキナイフに! 日本が誇る切れ味です

このナイフ、あまりの人気で、購入するのがチケット争奪戦のようになっていたのですが、近年予約注文になったので、待ちさえすれば購入できるようになりました。争奪戦に負け続けていたうちにもやっと昨年やってきました。

 

また、ステンレス一体構造のアシンメトリーのほか、木の柄の『ネイチャー』やカラフルな『カラーズ』という直線的なデザインのタイプも登場して、バリエーションも豊富。まっすぐ立つようにテーブルに置くと、刃先が浮いてテーブルにつかない、というデザインです。

 

日本の包丁を買って帰る欧米の来日シェフたちが増えている時代ですから、これからはカトラリーも日本製に注目です。

※掲載情報は 2017/08/29 時点のものとなります。

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キュレーター情報

久保香菜子

料理家、編集者、コーディネイター

久保香菜子

高校生のころから京料理のお店で懐石料理を学び、同志社大学卒業後、辻調理師専門学校へ。調理師免許、フグ調理免許を取得。卒業後、出版社を経てフリーに。料理家として30冊を超える著書があるほか、レストラン、食品のメニュー開発、テーブルコーディネイト、編集など、料理分野さまざまなフィールドで活躍。サロン形式の料理教室も主宰している。

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