ラジウム温泉が生んだ絶品の温泉卵、山形・小野川温泉『つたや』の「ラジウム卵」

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834年に小野小町が発見したと伝えられる小野上温泉

ラジウム温泉が生んだ絶品の温泉卵、山形・小野川温泉『つたや』の「ラジウム卵」

日本津々浦々に温泉があります。火山列島とも称されるほどの国なので、当然と言えば当然なのですが、各都道府県には必ず温泉がありますし、東京の都心でも2000mほどボーリング掘削すれば温泉が出ると言われています。山形県も有名な温泉地が多い県として知られ、銀山温泉、蔵王温泉、赤湯温泉など、大小合わせて約170か所の温泉地があります。そんな中、最近、私が訪れたのが、小野川温泉です。いわば、いわばいぶし銀的な地で、メインストリートにも数軒のお土産店や飲食店があるくらいで、隠れ家的な雰囲気がただよっています。もっとも、ホタルの生息地として有名なので、7月上旬あたりは賑わったり、そもそも歴史は古く、834年に小野小町が東北に向かった際に偶然発見したとされるほどで、伊達政宗なども訪れています。泉温が80度と高温なので、沸かし湯ではなく、泉温35度の源泉と合わせて、100%かけ流しの温泉も少なくないです。

独特の香りと共に、濃厚なる半熟卵を堪能できる

ラジウム温泉が生んだ絶品の温泉卵、山形・小野川温泉『つたや』の「ラジウム卵」

なので名物と言えば温泉卵です。小野川温泉はラジウム成分が多いそうで、そのため、温泉卵はラジウム卵という名に。調査結果によるとラジウム卵の酸化還元電位がマイナス53ミリボルトと還元力が高く、それが美味しさを生むのだとか。難しいとこは分かりませんが、街のお土産屋さん『つたや』が製造販売しているのが、まさに激ウマです。白身の爽やかな美味しさもいいですが、なんといっても黄身のドロリとした濃厚な半熟卵の味わいが絶品です。そして、しっかりとした硫黄のような香りも、まさにホンモノ!って感じです。しかも、けっこう日持ちするのも嬉しいです。賞味期限は結構長くて3週間。まぁ、購入すると、結局、すぐに食べちゃいますが。

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株式会社つたや物産

※掲載情報は 2017/08/02 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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