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まるでトマトソース!そのままピッツアソースにもなるんです。
「遊子川」と書いて、「ゆすかわ」と読む、高知県との境に近いこの愛媛の山村では、かつては他の山深い地域と同じく、米や大豆、桑や麻、木炭などを細々と産していましたが、人口減少や高齢化によって、いわゆる限界集落になろうとしていました。
しかし、それを食い止めるべく、近年「遊子川地域活性化プロジェクトチーム」を立ち上げ、「遊子川もりあげ隊」と名乗って、数々の新規事業への取り組みを実施してきました。
その中でも、それ以前から取り組んでいた、標高700メートルにもなる地域特性を生かしたトマト栽培に注目して、特産品開発班「ザ・リコピンズ」を結成、研究を重ねて作り上げた自家製ケチャップがこの「こどもケチャップ」です。
トマトの原産地であるアンデス高地の気候に近いといわれている遊子川地区では、トマト自体も、低化学農薬、低化学肥料で栽培されていますが、そのトマトのみを贅沢に使用し、保存料など無添加で仕上げたこのケチャップは、とっても柔らかな味わいに仕上がっています。特製のトマト酢の効果なのか、市販品にはありがちな強い酸味も全くありません。
写真のようにトマト果肉の食感感もほんのり残っていて、その名の通り、お子様でも安心して、様々なお料理に沢山使えるケチャップです。
また、特筆すべきは、その優しい味わいを生かして「トマトソース」としても使えること。
自家製ピザなどを作る時、事前にトマト缶を鍋にあけて煮詰める必要はなく、このケチャップを生地に塗るだけで、とてもおいしいピザになってしまうのです!
この遊子川トマト、愛媛県が推奨している「農林水産物オーナー制度」にもエントリーしていますから、まずこのケチャップを試して、ぜひ遊子川トマトのオーナーにもなってくださいね!
※掲載情報は 2017/07/29 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理写真家
今清水隆宏
1965年、東京都生まれ。東京造形大学卒業。1988年よりフリーランスフォトグラファーとして独立。
以後、国内・海外、料理研究家・シェフを問わず主に雑誌、料理レシピ、レストランなどの料理およびその周辺の撮影、書籍企画等を担当。他、百貨店等各種カルチャースクール、地方自治体等にて「料理写真講座」の講師、講演等でも活動。社団法人日本広告写真家協会会員。