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50年以上の長い歴史を持つ、ローカルに人気の幸運パイナップルタルト
今回は滞在中のシンガポールより、日星スイーツ対決？？長い歴史を持つシンガポール老舗名店の逸品とシンガポリアンに大人気な日本の逸品をシリーズでご紹介致します。
シンガポール代表は、エル・イー・カフェ（LE Cafe)のパイナップルタルト。ゴールドボールという別名もあり、50年以上の長い歴史と伝統を持つ、シンガポールで最も古いパティスリーの一つ。私のお気に入りの街、リトルインディアから徒歩10分ほどの Middle Rd.の小さなお菓子店です。暑さのためか、正面にお菓子は並んでいないのですが、一つ一つ職人が手仕事で作る洋菓子のパターの香りに包まれています。
看板メニューのパイナップルタルトは、ショートブレッドのようなほろほろとした薄い生地に、ぎっしりパイナップルの餡が詰まっています。中の餡は新鮮なパイナップルをそのまま濃縮させたような甘酸っぱさが絶妙なバランス。常温で６週間日持ちするので、お土産としても最適。私の購入したボトルタイプ10個入りは、10.70SGD(2017年7月現在）他にもボックスタイプやボトルタイプの20個入り等もあります。
台湾のパイナップルケーキは、四角くてずっしり甘く、ひとつで十分満足な食べ応えですが、LECafeのパイナップルタルトは、ゴルフボールほどの大きさで、皮が薄く重すぎず、酸味の強めな印象なので、甘いものが苦手な方にも食べていただけそうです。常温保存可能な商品ですが、一晩ほどしっかり冷蔵庫で冷やして食べるのがおすすめです。
シンガポールの伝統菓子は縁起をかつぐものがほとんどだそうで、黄金色のパイナップルは「富」、「幸運」、「繁栄」のシンボル。幸せを呼ぶ LECafeのパイナップルタルト、シンガポールのお土産におすすめです。
次回は日本代表、シンガポリアンに大人気な逸品をご紹介致します。
お楽しみに！！
※掲載情報は 2017/07/25 時点のものとなります。
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キュレーター情報
クラシカルポップス歌手
北野里沙
18歳の時、サラブライトマンに憧れ、突如音大へ。東京音楽大学大学院修了。イタリア留学中、路上で日本のうたを歌っていたことがきっかけで、2014年「母からの手紙」でシンガーソングライターとしてメジャーデビュー。2013年以降、イタリア・ロッシーニ歌劇場にてソリストデビュー、バチカン市国聖パウロ大聖堂、WBA世界チャンピオン戦国歌独唱、神宮外苑花火大会オープニングアクト、日比谷シアタークリエ「クリエンターレ」他、国内外の数多くのコンサートに出演。FMヨコハマ・ラジオパーソナリティー他。現在、読売日本交響楽団アンサンブル公演等クラシックからポップスまで幅広い活動を行う。
〈音・食・旅〉を愛するクラシカルポップス歌手。コンサートで巡る全国各地の美味しいもの・お土産の数々をご紹介致します。
