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日本には100ブランド以上も！プレミアムテキーラで高まる人気
7月20日（木）メキシコ大使館で「テキーラの日」記念イベントが行われました。「テキーラの日」はメキシコが誇る蒸留酒「テキーラ」を愛する人やまだ飲んだことがない人に向け、「テキーラ」の普及・認知向上を目的として定められたものです。毎年7月24日を「テキーラの日」とし、「テキーラ」をもっと手軽に楽しんでいただけるようキャンペーンを展開するものです。
記念イベントでは、まず、はじめにエクトル・コルテス メキシコ農務省駐日公使より「テキーラの日」に向け、メキシコにおける「テキーラ」について産業面、文化面などからその重要性が語られました。
メキシコでは「テキーラ」について、地域・材料・製造技術など厳格な原産地呼称制度を設け「テキーラ」の伝統文化を守っています。「テキーラ」生産量のおよそ70パーセントが国外向けに輸出されており、その数はおよそ100カ国にも上ります。
日本への輸出量はアメリカ、ドイツ、スペイン、フランスに続き5番目に多く、メキシコにとって大きなマーケットとなっています。日本国内に入っているメーカーの数だけでも、100銘柄を超えています。
中でも注目すべきは原料となる「アガベ」100%で作られる「プレミアムテキーラ」です。アガベ以外の原料を使用したミクストテキーラに比べ、アガベ本来の甘味や香りを楽しめるテキーラとして世界中で人気が高まってきました。
さらに、日本では純度100％のテキーラで、1年以上の樽熟成させた「アネホ」や3年以上樽熟成の「エクストラ・アネホ」と呼ばれる原料のアガベの独特の柔らかい甘味と旨味を楽しめる熟成したテキーラの人気が高く、他国に比べ愛好家のテキーラに対する成熟度が高いのも特徴です。
一方で「テキーラ」に対するイメージは、罰ゲームのようなショットグラスでの一気飲みや飲みすぎによる二日酔い、また男性の飲み物というような固定概念があり、本来のテキーラの楽しみ方が浸透していないという現状もあります。
そうした「テキーラ」に対する間違ったイメージを拭い去り、正しい「テキーラ」の飲み方や楽しみ方、個性あふれる豊富なバリエーションを知ってもらい、実際に食事などとのペアリングを通して「テキーラ」を身近に感じてもらおうと日本でも全国の各都市を巡り「テキーラ」のキャンペーンを行っていきます。
PR大使にEXILEのUSAさんとLUNA SEAのINORANさん
今回のイベントでは日本での「テキーラ」普及に大きく貢献したとして、タレントでEXILEのダンサーとして活躍の幅を広げるUSAさんと、LUNA SEAをはじめとして数々のバンドのギタリストとして活躍するINORANさんに感謝状を贈呈するとともに、今後のテキーラのイメージアップに向け、より一層活躍していただくため、USAさんとINORANさんを「テキーラPR大使」として任命しました。
10年程前に、プレミアムテキーラに出会ってからすっかりテキーラのファンになったというUSAさんは「テキーラは世界一踊れる！美味しくて楽しいお酒」と語り、もっと深くテキーラを知りたいと話していました。
また、テキーラ好きが高じて「テキーラマエストロ」の称号を持つINORANさんは海外のレコーディングの際も集まった仲間と一緒にテキーラを楽しんだことや、「テキーラは人々を最高の笑顔にさせるハッピーな空気をもたらすお酒」と思い出を語っていました。
なお、お二人に「テキーラ」に合うおつまみについて聞いたところ、揃って「パラペーニョ！」と、テキーラとパラペーニョ（酢漬け）は最高の組み合わせだと口を揃えてオススメしていました。
USAさん、INORANさんは将来的に、自分がプロデュースした「テキーラ」を造りたいという夢も披露し、さらなる「テキーラ」の魅力を伝えて行きたいと抱負を語りました。
会場には現在、日本に輸入されている様々なテキーラの銘柄が揃い、試飲なども行われました。それぞれのメーカーがこだわる原料や製造方法、熟成などによって生まれる「色」、「香り」、「味わい」と1つとして同じものはない個性豊かなテキーラが披露されました。
メキシコでは嬉しいことがあった時も悲しいことがあった時も、人が集まる場には「テキーラ」は欠かすことができない大切な存在です。メキシコでは「テキーラ」は人と人の絆を繋ぐパワーを秘めたお酒でもあります。是非、皆さんも「テキーラの日」を通して、素敵な仲間と一緒に「テキーラ」を楽しんでみてはいかがでしょうか？
テキーラで乾杯！ Salud！
※文中のEXILE USAさんのお名前は正しくはUにウムラウト表記。（当サイトでは、フォント制限のためUSAと表記）
※掲載情報は 2017/07/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
メキシコ合衆国大使館
北・中央アメリカに位置するメキシコは、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面していて、国土の3分の1は平均高度約1700ｍのメキシコ高原が占めています。古代にはマヤやアステカ文明で栄え、16世紀にはスペインによって支配されます。1810年まで続いた300年ものスペインによる長い統治にもかかわらず、7000年という歴史を持つメキシコ料理はその影響を最小限にとどめ、トウモロコシ、マメ、唐辛子をベース にした伝統料理をベースにした独自の食文化を守り続けてきました。その結果、2010年にメキシコ料理はユネスコ世 界無形文化遺産として登録されました。日本人に馴染みの深い「タコス」以外にも、さまざまな絶品料理がありますので本場メキシコ料理の魅力を発信していきます。
