竹とサトウキビから生まれた紙のお皿「WASARA」

竹とサトウキビから生まれた紙のお皿「WASARA」

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和のおもてなしにもぴったりの紙皿

皆様こんにちは。料理研究家、テーブルコーディネーターの磯部作喜子です。

 

ホームパーティやケータリングが多くなり季節ですね。そんなシーンでいつも思うことですが、デザインが美しく、かつ、使い捨てられる食器がなかなかありません。いつもはアミューズ用のアクリルの容器を使っていますが、先日、和のおもてなしにもぴったりの紙皿を見つけました。

 

名前も「WASARA」。竹とサトウキビから生まれた紙のお皿だそうです。和食の天ぷらやお寿司の盛り付けも格調高く決まります。

 

それがアイデアの基となり、日本の伝統を現在の生活スタイルにモダンに取り入れることを念頭に、特に日本の食を取り巻く環境をデザインしてきた緒方慎一郎氏(※2)を招き、プロジェクトが開始されました。

竹とサトウキビから生まれた紙のお皿「WASARA」

「料理を美しく引き立たせ、豊かであたたかい空気を創りだすような紙の器をつくりたいという想いから、WASARAは生まれました。発想の原点にあるのは、日本において古来より受け継がれてきた美意識や価値観です。優れた技術に裏付けられたものづくりの伝統、世界有数の洗練された食文化、そしてもてなしや礼儀を大切にする精神性─。こころを潤し、豊かな生活を過ごすために欠かすことのできない大切なものすべてを、WASARAに込めました。」
(ホームページより)

WASARAの素晴らしさはまだまだあります。主にバガスというさとうきびの搾りかすを利用しており、環境への配慮が感じられます。バガスを用いている商品は他にもありますが、デザイン性が高く、品数を18種類も揃えているものはありません。プレートの他にカップやカトラリーも揃うのが嬉しいです。テーブルセッティングをしても、陶器の食器に比べても遜色なくトータルコーディネートが可能です。

 

デザイナーは日本の伝統を現在の生活スタイルにモダンに取り入れることを念頭に、特に日本の食を取り巻く環境をデザインしてきた緒方慎一郎氏。ブランドのイメージをつかさどるウェブサイトやコンセプトブック、リーフレットなども全て緒方氏デザイン・制作しており、日本の美意識や価値観を原点に、イメージの統一化を図っているそうです。

 

気になる方は、とにかく一度使ってみて下さい。

 

お試しセットなどもあるので、よろしければ検索してみてくださいね。

※掲載情報は 2017/07/23 時点のものとなります。

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キュレーター情報

磯部作喜子

料理研究家・テーブルコーディネーター

磯部作喜子

英語教師を経て食の世界へ。「ル・コルドン・ブルー」にてパン・洋菓子ディプロム取得。今田美奈子製菓コース師範・テーブルセッティングディプロマ取得。花・芸術文化協会テーブルコーディネートディプロマ取得。同認定校。世田谷のブーランジェリー「シニフィアン・シニフィエ」で研修。志賀勝栄氏にパン作りを学ぶ。現在は東京と名古屋で料理・パン・テーブルコーディネートの教室「ル・サロン・ブラン」を主宰。毎月100席以上の講座をこなし、現在までのべ9000人の生徒におもてなしの極意を伝えてきた。「おもてなしの心は食卓を飾るすべてに宿る」というコンセプトのもと、料理・パン・コーディネートなど食に関する内容をトータルに楽しく学べるサロンを目指す。予約待ちの教室をかかえる一方で、各企業とのコラボレート、料理教室や食卓芸術の外部講師としても活躍中。女性誌やライフスタイル誌を始めメディア取材も多い。著書「ル・サロン・ブランの本格パン」(主婦と生活社)「Le Salon Blanc ランチタイムのおもてなし」(ハースト婦人画報社)アメブロ:http://s.ameblo.jp/salon-blanc/

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