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博多 い津み
ふくのオイル漬け「コンフ」3点セット
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博多の有名ふぐ料理店「博多 い津み」(いづみ)。1923(大正12)年創業ですので、100年近い歴史を有する老舗店です。山口県西部エリアもそうですが、博多でも「ふぐ」は濁らず「ふく」と表記。同店も“ふく料理”を謳ってしますね。今回、わたしが注目したのは同店が手掛ける、ふぐのコンフィ「コンフ」。
コンフィとはオイルで煮るフランス発の調理法です。種類は、プレーン・中華風味・バジル風味・青唐辛子・博多味・柚子胡椒の6つ。百貨店の地下食品売り場で出会ったこちら、手に取ったのは(初めてということで基本の?)プレーンです。
「ふぐをもっと手軽に食べて欲しい」という思いから生まれた同製品。ふぐは下関の南風泊市場で競り落とされた新鮮なマフグを使用しています。しかし、見た目にもオシャレな瓶詰めですね。まずはそのままいただきます。なるほど。ふぐの繊細な味わい、そしていい塩加減です。これはお酒のお供として重宝しそうな印象です。そのままいただくのもいいのですが、いろんな料理に合わせられそうです。
今回は、シチューライスとサラダのトッピングとして試してみました。ふぐという魚自体はそれほど主張が強い味ではないこと、加えてオイリー&塩味があるので、どちらもサラリとマッチします。特にサラダには、“ドレッシング代わり”として使えますね。バゲットの載せるのもいいかも。冬の高級食材のイメージが強いふぐ。そんなふぐを季節に関係なくいただける保存性の高い逸品を、手土産にいかがでしょう。
※掲載情報は 2017/07/02 時点のものとなります。
コピーライター、グルメガイド
菅野夕霧
コピーライター、PRコンサルタント、Yahoo!ニュース配信元の『市ケ谷経済新聞』編集長。グルメや酒、沖縄離島旅が趣味。特にランチは“狙い”を定め、日々電車に乗って都内を中心に食べ歩いている。甘いモノを苦手としている関係で、“甘くない”土産の逸品を追求中。現在、All Aboutグルメガイドとして老舗店を紹介する「100年店ランチ」、日本トランスオーシャン航空の機内誌『Coralway』にて、「小さな島の小さな食堂」を連載中。著書に『ヤフートピックスを狙え』(新潮社)など。