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季節の果物で育てる期間限定の希少な豚肉
福岡県の南東部に位置する筑後地方。果樹園が広がり、雄大に流れる筑後川など、自然環境に恵まれた町です。そんな豊かな自然環境のもとで、飼育に徹底したこだわりを持ち、おいしさを追求した豚肉生産に取り組んでいるのが養豚場「リバーワイルド」です。
杉勝也さんが営む養豚場は父親から受け継いだもので、当初、杉さん自身は養豚の仕事が好きでは無かったのだとか。仕事を面白くするためにはじめたハムやソーセージなどの加工を通して、あらためて原料の肉の味がハムやソーセージの味を左右することに気付き、養豚の大切さや魅力にはまっていったそうです。
種の組み合わせ、飼い方など工夫をする中、知り合いの農家『柿之屋』の減農薬認証の柿や葡萄などの果物をエサとして与えると、肉質が変わり旨みがアップすることに気が付きました。もともと筑後地方は果物栽培が盛んな地域。葡萄、柿、桃、いちご、など地元で減農薬にこだわっている農家と畜産家がタッグを組み、人と人のつながりから極上の豚肉が生まれました。「葡萄豚は、柿、葡萄を減農薬で栽培している『柿之屋』さんこだわりの葡萄を食べて育ちます」と杉さんは語ります。
フルーツをエサとして飼育された豚肉は、豚特有のにおいがなく脂身が甘いのが特徴です。肉の脂を避ける方は多いと思いますが、この脂身はクセが無くあっさりとした甘みでいくらでも食べられます。旨み成分が肉に凝縮されていて、しっかりした弾力も魅力。いろいろと味付けをするよりも肉本来の味を感じることのできる、塩コショウなどでシンプルにいただきたいと思うようなお肉です。
そんな極上のお肉で作ったソーセージやベーコンも大好評で、養豚場とハム工房に併設されたカフェ「リバーワイルドファクトリー」には県外からもたくさんお客さんが訪れるほどです。
季節ごとに変わる豚肉は「葡萄豚」、「柿豚」、「いちご豚」、「桃豚」などがあり、いずれも期間限定商品。エサにより微妙に変化する、それぞれの豚肉の美味しさをぜひ味わってみてください。
※掲載情報は 2017/06/25 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ちょっと気の利いた家庭料理研究家
杉山純子
福岡市平尾にてお料理教室「Convivialite」(コンヴィヴィアリテ)主宰。
学生時代、数か国にホームスティを経験し、世界の家庭料理を通じて食が笑顔の源になる事を肌で感じる。日々の生活に追われる中にも、女心を忘れずおしゃれな料理でまわりにいる人に幸せや笑顔運びたいとの思いから、エコール・エミーズに入り一流のシェフから技術と心得を学ぶ。
主婦の肌感覚で、無駄を省き、忙しい日常でも作りやすいようにアレンジしたレシピや、見た目は豪華なのに身体も喜ぶ、ご馳走おうちごはんが好評を頂き、「ちょっと気の利いた家庭料理教室」として、口コミで広がり、九州各地からキャンセル待ちも多い。
*著書
講談社文庫「エコールエミーズおもてなしおしゃれごはん」。
祥伝社ムック「サロネーゼになりませんか?」にレシピ掲載。
*レシピ提供および出演媒体*
セブンイレブンジャパン様、クリナップ様、東京三菱UFJ銀行系列、ELLE a table、西部ガスさま、新聞、TV局など多数
お問い合わせ:info.convivialite@gmail.com
HP:http://convivialite.jimdo.com/