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笠原氏の描いたアイコンがカワイイ抹茶餡のスイーツ
夏は、お盆や帰省をする人も多いので、お土産をどうしようか悩む時期ですよね。お相手にも喜んでほしいから、慎重に選びたいものです。手土産で重宝するのが、クッキーやお饅頭などのスイーツたち。せっかくだから、お相手がその封を開けた時に、思わず笑顔になってしまう、そんなスイーツはいかがでしょう。
東京・恵比寿にある、日本料理の名店「賛否両論」の店主 笠原将弘氏が監修した「あんころりん」は、まさに贈った人を笑顔にしてくれるスイーツです。私がおすすめするのは、名古屋限定の“西尾抹茶あん”の味で期間限定のフレーバーです。お饅頭とクッキーを併せ持ったようなしっとりの生地の中には、西尾産の抹茶を使用した白あんが入った和洋折衷タイプです。ふんわり香る抹茶とアーモンドプードル入りの生地の香ばしい香りが心地良く口の中に広がります。日本茶はもちろん、紅茶やコーヒーにも合う味なので、ティータイムが楽しくなりそう。
私が気に入ったのは、味だけではありません。生地の表面には、笠原氏が描いたアイコンがプリントされています。箱を開けた瞬間、そのかわいらしいアイコンに思わずほっこりしてしまいました。スマイルや天気、花など、絵柄は15種類あるようですが、ランダムに入っているので、何が出てくるかもワクワクしますね。
今回は、名古屋限定の抹茶味を紹介しましたが、店舗が東京と名古屋にあることから、東京の黒蜜きなこあん、ラム酒風味あんなど、限定フレーバーが3種類ずつあります。新幹線の利用に便利な主要駅構内でも販売しているようなので、帰省の際にはお互いの味を食べ比べしてみるのもおもしろいかもしれませんね。
※掲載情報は 2017/06/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
アジアンフードディレクター
伊能すみ子
アジアンフードディレクター／1級フードアナリスト 舞台制作や民放気象番組ディレクターを経て、食の世界へ。調理師専門学校で調理、食文化を学びながら、食の専門家であるフードアナリストとして活動を開始。メディアを中心に飲食情報の提案やアジア各国料理の執筆、講演、講師、レシピ制作などを行う。
「ASEAN食のコンシェルジュ」、「タイフードコンシェルジュ」、「カンボジア旅のリポーター」などの肩書を持ち、食と旅の提案も手がける。年に数回、アジア諸国を巡り、屋台料理から最新トレンドまで、現地体験を専門webサイトにて多数掲載。書籍『専門店が教える スパイスの基本』（PHP研究所）では、レシピを担当。日本にいながらも他のアジア諸国のおいしい料理を楽しめるような、環境作りを目指す。
