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2016年にお店をオープンしてから初めての夏を迎えますが、新しい商品を加えようと考えています。今まで様々なスイーツを作り、自分でもオリジナルを作ってきましたが、やはり自分が働いてきたお店のモノは、特に印象に残っています。今回は、自分のお店でも出そうと考えているモノに近く、印象に残っていて自分でも手土産などで使ったことがあるスイーツを紹介いたします。
フランスに行く前に働いていたグランド ハイアット 東京のフィオレンティーナ ペストリーブティックの夏季限定スイーツ「サマーベリーヌ」です。ピーチやマンゴー、マスカットやパッションフルーツなど、夏を代表するフレッシュフルーツを贅沢につかった、この時期にしか味わうことができないスイーツです。
見た目の美しさはもちろん、美味しさも満足するので、ホテルの高い質を存分に感じることができます。今年の新作はまだ味わってはいませんが、自分の新作のためにも、一度味わっておきたいこれからの季節に相応しい、スイーツだと思います。
6 月中旬~8 月下旬までしか味わえないので、ぜひ期間内に味わってみてください。
※掲載情報は 2017/06/11 時点のものとなります。
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キュレーター情報
EN VEDETTE オーナーパティシエ
森大祐
1978年、岐阜県出身。東京製菓学校を卒業後、「ロイスダール」、「グランド ハイアット 東京」などの都内パティスリーに勤務。2007年に渡仏しパリの「ローラン・デュシェンヌ(M・O・F)」、「モワザン」にて研鑽を積む。「モワザン」ではシェフ・パティシエとして勤務し、フランスで学ぶ日本人パティシエの支援、日仏のパティスリーの架け橋になればとの想いから、「Le Pont Artisans(エッフェル会)」を設立し、会長として活動に取り組む(現在は日本支局長)。現在は、「En Vedette(アンヴデット)」のオーナーとして活動中。TV、雑誌、書籍などでの活動や、「Le Pont Artisans(エッフェル会)」、「セルクル・デ・シェフ」などでシェフの地位向上を図る活動も行っている。
書籍:「プロのための製菓技法 チョコレート」、「モダン・フランス菓子の発想と組み立て シェフ8人それぞれの解釈と技法」、「タルトの発想と組み立て: 6人のパティシエのアイデアと技法」(全て誠文堂新光社)11月9日発売