手描き絵柄も美しき、まめや金澤萬久の「有機大豆の炒り豆」

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型紙摺りの技法を駆使した豆型紙箱も素敵

手描き絵柄も美しき、まめや金澤萬久の「有機大豆の炒り豆」

かつて加賀百万石と言われた金沢。また、小京都とも称されるほど優雅というか絢爛な雰囲気は、街じゅうの至るところから伝わってきます。そんな「和」の空気が、お土産のお菓子にも息づいています。「まめや金澤萬久」をご存じでしょうか? 株式会社ぶどうの木という、ブライダルやレストランなどを展開する企業のブランドで、能登大納言や金沢大地・井村氏が栽培する有機大豆など、希少価値の高い加賀能登の豆を使った豆菓子のほか、金沢らしく贅沢に金箔を一枚貼りしたカステラも製造販売しています。今回オススメさせていただくのが「有機大豆の炒り豆」というシリーズ。見て下さい、この美しき白い豆型の容器。これは、古くから続く「型紙摺り」という技法で作られた紙箱で、まさに豆の形をかたどっています。

国産有機大豆の香ばしさ&みたらし味のふくよかさがいい

手描き絵柄も美しき、まめや金澤萬久の「有機大豆の炒り豆」

いろんな絵柄があるのですが、日々、描き続けられていて、全てひとつひとつが石川の誇る九谷焼の四季感覚を取り入れた、九谷の里の奥様方による手書きなんです。そんな素敵な紙箱の中には、炒り豆が入っているわけです。種類豊富で「みたらし豆」、「しおみつ」、「梅」、「磯海苔」など。中でも一番人気なのは「みたらし豆」です。国産の有機大豆を用いた炒り豆なので、大豆の硬さと香ばしさがあり、そしてネーミングからも分かるとおり、ほんのりと「みたらし」味に仕上げたタイプ。金沢大野の醤油や砂糖、唐辛子で、ふくよかな甘さとしょっぱさ、あとからほんのり伝わる辛さで、食べ進む手が止まりません。緑茶や紅茶などと一緒に味わえば、ちょっと小粋なひとときが楽しめます。

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株式会社 ぶどうの木

※掲載情報は 2017/06/08 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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