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今では貴重な非加熱はちみつの美味しさをもっと多くの人に!
南米で最も多い採蜜量を誇るアルゼンチン。アルゼンチンの養蜂家の多くは、はちみつを採取するための巣箱を移動させず、そのまま時間をかけて蜜の濃度を高めていきます。時間をかけて自然のままの質の高いはちみつを採取できるので、自然食品に対する規制が厳しいヨーロッパやアメリカなどにも輸出されています。
はちみつは品質を均一化させるためのブレンドや、不純物を取り除くための濾過する過程で、一旦結晶化して固まってしまったものを液状に戻すことがあります。その際に熱を加えて結晶を溶かしますが、加熱によりはちみつの本来の持っている栄養素や酵素などが変化してしまうケースもあります。
加熱処理を行わず、はちみつ本来の栄養素や酵素を生かしたはちみつは「生はちみつ(非加熱はちみつ)」と呼ばれ、そのわずかな生産量からとても貴重なはちみつとして人気となっています。
今回ご紹介するアルゼンチン産はちみつを使った「マヒカハニー」も生はちみつ(非加熱)のひとつで、その特徴はなんといってもビンの蓋をあけた時に見えるはちみつの表面を覆う白い微泡です。これは、はちみつに含まれる酵素によるもので、生はちみつ(非加熱)ならではの特徴です。
食感はフワッとしていて、口どけもなめらか。そのまま食べても、しつこい甘さを感じないすっきりとしたはちみつです。アルゼンチンの自然の恵みをそのままに、「生」だからこそ味わえる非加熱はちみつの美味しさ、是非味わってみてください。
※掲載情報は 2017/06/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
アルゼンチン共和国大使館
アメリカ大陸の南端に位置するアルゼンチンは、世界でも有数の広大な可耕地を持つ国の一つです。アルゼンチンは、気品あふれる魅惑的なタンゴ、サッカーへの情熱、そして世界各国に輸出されるハイクオリティーの食料を生み出す国として世界中で知られています。広大な土地と多様な気候は、質の良い食料が生産されるのに最適の場所と考えられています。アルゼンチンは牛肉が有名ですが、それだけでなく、我々の食生活に用いられる多くの食料を生産しています。例えば、ジャガイモ、とうもろこし、ピーマン、かぼちゃ、亜熱帯性フルーツ、柑橘類、そして、海や川の魚、はちみつ、オリーブオイル、ワインなど・・・まだまだ沢山あります!この食料の豊かさが19世紀末から20世紀初頭にかけ、主にヨーロッパからの移民がアルゼンチンに定住することになった理由の一つなのです。従って、アルゼンチン料理は地理的影響と移民という二つの大きな影響の結晶なのです。豊富な食料とヨーロッパ移民から受け継いだ洗練性によって、アルゼンチン料理は他に類をみないものとなったのです。皆様にアルゼンチンスタイルのアルゼンチン料理をご紹介します!