和菓子の技術を駆使した洋菓子。名古屋『萌chez』の「とろけるクッキー」

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全国の空港の中でも、中部国際空港セントレアはかなり楽しい

和菓子の技術を駆使した洋菓子。名古屋『萌chez』の「とろけるクッキー」

全国各地に大小さまざまな空港があります。新東京国際空港(成田空港)など海外へ飛行機がバンバン飛んでいるところは異国情緒というか海外旅行のワクワク感があったり、羽田や関空など国内も強い巨大空港は一日いても飽きませんし、逆に小さな空港ものんびりしていて癒しの雰囲気があります。どこの空港が面白いというのは個人差がありますが、僕がかなり好きなのが中部国際空港セントレアです。飛行機の発着が見れる日帰り入浴施設があったり、グルメ的にも名古屋めしを始めとしたさまざまな店舗があったり。そしてお土産の充実度がハンパないんです。空港ビルディング直営の「銘品館」には、上級な中部のお土産が数千種類、ずらり。その中から今回ひとつだけ紹介させていただきます。それが『萌chez』(モシェ)の「とろけるクッキー」。

とろける食感と、抹茶の風味で、思わずヤミツキ

和菓子の技術を駆使した洋菓子。名古屋『萌chez』の「とろけるクッキー」

『萌chez』は名古屋の御器所駅近く、名古屋市昭和区塩付通に本店のある洋菓子店。創業百数十年の老舗和菓子店「高砂本店」が新たに立ち上げた洋菓子店なのです。「自然の中で草木が芽を出す(=萌える)ように、ありそうでなかった新しいスタイルのデザートをお届けできるお店(=chez)にしたい」というのがコンセプトだそうで「新しいスイーツの提案」を目指しています。いわば、伝統的な和菓子の技術と知識を生かした「和と洋のフュージョンスイーツ」。その言葉が端的に分かるのが「とろけるクッキー」です。クッキーというと、もちろん美味しいけれど、パサっとした感じってあるじゃないですか。なので紅茶とか飲み物と一緒に味わったりするわけですが、これは、まさに“とろける”のです。実はチョコレートクッキーなんですね。なので、口どけが良いというか、口の中でチョコレートがふわりと溶けていくわけです。3種のテイストがありますが、僕の一押しは愛知県西尾産の抹茶を使った、抹茶味。優しくとろけながら、抹茶の風味がふわりと伝わってきます。

※掲載情報は 2019/06/11 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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