![季節限定で味わえる伝統味!木曽地方で端午の節句のお祝いのお菓子「朴葉巻」 季節限定で味わえる伝統味!木曽地方で端午の節句のお祝いのお菓子「朴葉巻」](https://c-ippin.gnst.jp/photo/report/7e/5c/17079/17079_report_title_680.jpg?1560248101)
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採れたての朴の木の若葉に中身を包んで蒸し上げられたお菓子!
地域によってお祝い事の際に食べたり、お供えしたりするお菓子などは、異なると思います。長野県の木曽地方では、旧暦の端午節句の季節に食べられるのが「朴葉巻き」(ほうばまき)です。この地域の和菓子屋さんではそれぞれ特徴ある餡や生地の「朴葉巻き」を販売されています。私もこの時期になると食べていますが、おススメの「朴葉巻き」を紹介いたします。
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5月中旬から7月下旬にかけて販売されているのが、『御菓子司 田ぐち』の「朴葉巻」です。採れたての朴の木の若葉に中身を包んで蒸し上げられた「ほうばまき」は、“こしあん”と“つぶあん”の二種類あります。お店ごとに生地の食感が異なりますが、『御菓子司 田ぐち』さんのものはもちの歯切れが良く、食べやすいです。また、餡も二種類あるので、好みに合わせて選べるのも魅力ですが、どちらも売り切れてしまうことが多いので、予約をして購入するのがおススメです。
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その他、「木曽名物そば饅頭」や「御嶽もなか」なども昔から人気ですが、洋菓子も販売されています。色々あるお菓子の中でも、松の実とアーモンドの香ばしさと歯ごたえのあるクッキー「松の実焼き」が好きで、お店に立ち寄った際には必ず購入しています。
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また、約50種類ほどの中から日替わりでジェラートが楽しめる、同店隣の『田口氷菓店』にも、ぜひ立ち寄ってほしいですね。しぼりたて牛乳や、地元産の旬のフルーツや野菜などを使っているので、新鮮ですし、素材の濃厚さが堪能できると思います。
時期限定の味をぜひ味わってみてください。
※掲載情報は 2019/06/11 時点のものとなります。
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キュレーター情報
洋菓子のシャルム オーナー
松永ひろみ
長野県出身。
地元に根付いた洋菓子店を経営する父の作る素朴な焼菓子が大好きで、自分も食にかかわる仕事がしたいと地元調理学校へ入学。その後、東京の大学へ進学。都内の洗練されたお菓子を見るうちに、自分もそんなお菓子が作りたいと思うようになる。
エコールキュリネール国立(現エコール辻東京)に入学し、フランス菓子の魅力にとりつかれる。同フランス校在学中に『パティスリーランペリアル(Patisserie l'impérial LAVAL)』にて研修。
帰国後、父の経営する『洋菓子のシャルム』のチーフとなり、今はオーナーとして地元素材を中心としたお菓子作りに取り組んでいる。
現在は、出産育児中につき限定商品のみ製造販売中。