豆を知り尽くした豆菓子専門店「豆福」のチョコレートシリーズ

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フランボワーズチョコで包んだカシューナッツとほうじ茶チョコレートで包んだ落花生

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先日、豆とナッツの違いの話になりました。たとえば大豆は豆ですが、カシューナッツはナッツです。じゃあ落花生はどうなのか。ピーナッツと呼ばれるように海外ではナッツ扱いですが、僕は断固として豆のイメージです。落花生はマメ科なわけだし……と、どうでもいい話なんですけどね。

 

どうしてそんな話になったのか。豆菓子専門店「豆福」のカシューナッツを包んだチョコレートに出会ったからでした。カシューナッツのチョコレートって意外にないのです。

 

創業70年になる「豆福」と言えば、「山海豆」が知られています。北海道産の昆布と宮崎産の椎茸のダシで調味した北海道産の袖振大豆3粒を有明海苔で丁寧に手巻きしたお茶受けにも酒受けにもいいお菓子です。

また、昨年の伊勢志摩サミットの記念品として話題になった八丁味噌カシューナッツもあります。カシューナッツをもち米の生地で包み、甘辛の八丁味噌のタレであえ、アクセントの白ごまが効いています。豆を知り尽くした「豆福」ならではの、カシューナッツの使いこなしの技を感じられます。

 

そして、今回、フランボワーズチョコレートで包んだカシューナッツ。フランボワーズの甘酸っぱさでカシューナッツ独特の甘みを消していません。思わず、「美味しい……」と笑顔を通り越し、唸りました。

 

次にほうじ茶のチョコレートをコーティングした落花生もほうばりました。「やっぱり落花生は豆だよなぁ」の想いと「ナッツでもいいかな」の想いを中和してくれます。美味しい豆とチョコのおかげで、固い頭がほぐれ、とても穏やかな午後となりました。

※掲載情報は 2017/03/06 時点のものとなります。

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キュレーター情報

イシコ(石原英一)

旅行作家・エッセイスト

イシコ(石原英一)

1968年岐阜県生まれ。静岡大学理学部数学科卒業後、大道芸を使った子供ショーをしながら全国を行脚する生活を10年程続ける。2003年(有)ホワイトマンプロジェクト設立。5年間限定で国内外問わず50名近いメンバーが顔を白塗りにすることでさまざまなボーダーを取り払い、ショーや写真を使った表現活動や環境教育を行う。一方、女性ファッション誌編集長、WEBマガジン編集長を経て、「MONOマガジン」や「散歩の達人」などに連載を持つようになり、エッセイストとしての活動を始める。2008年から2009年まで「SKYWARD」、「SANKEI EXPRESS」、「nakata.net」など新聞、雑誌、WEBに「旅」や「食」をテーマにした連載やブログを持ちながら世界一周。
帰国後、岐阜県安八町に移住し、ヤギと暮らしながら、「旅」と「散歩」をテーマにWEB、書籍、テレビ、講演、商品プロデュースなどを通して表現している。著書に「世界一周ひとりメシ」(幻冬舎文庫)、「世界一周ひとりメシ in JAPAN」(幻冬舎文庫)、「世界一周飲み歩き」(朝日文庫)がある。

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