下町人情あふれる東京の城東エリアで今断然アツい注目グルメ7選

下町人情あふれる東京の城東エリアで今断然アツい注目グルメ7選

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恵比寿、代官山、六本木……。最先端の流行を発信する東京注目の街は「城西エリア」にかたまっています。それに比べ、下町・人情なイメージが先行する「城東エリア」。町の名前を挙げても両国、浅草などいわゆるお洒落な町とはかけはなれています。が、ここへ来て、城東エリアの人気が俄然あがっているとの声が。なんといっても江戸の歴史を感じる城東エリアは観光や街歩きも楽しいのが特徴。先月には「西低東高ブーム」を予感する本まで発売されるなど、城東エリアがじわじわ来ているのは間違いありません。ブームに乗り遅れる前に、城東エリアで知っておくべき基本中の基本のグルメをおさらいしておきましょう。

1:相撲の街で歴史に想いを馳せながら、「あんこあられ」をひとつまみ。

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相撲の街として知られる両国。ちゃんこ鍋をはじめとした力士に関するグルメが多いのは言うまでもありませんが、そのほかにも歴史を感じるグルメがたくさんあるのです。

 

現在、相撲が行われる両国国技館は1993年に新しく設立されたもの。旧国技館は関東大震災、第二次世界大戦などの苦難を越え、1983年、老朽化により解体されました。「両国國技堂」は両国に国技館が戻ってきた1985年、屋号を「鈴清」からと改めた菓子屋です。その「両国國技堂」の名物が一口サイズのあられにこしあんを詰めた「あんこあられ」と「揚げあんこあられ」。「あんこあられ」はしょうゆ味、「揚げあんこあられ」は薄い塩味で、あんの甘みと絶妙に混ざり合うのが特徴です。

2:カレーパンの生みの親「カトレア」のカレーパンを食べずしてカレーパンは語れない

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長バゲッドやキッシュのようなお洒落なパンが並ぶブーランジェリーには絶対にない、下町ならではのパンがカレーパンです。パンの中でもカレーパンがいちばん好き!というコアなファンは多いです。そんなカレーパンの生みの親が、森下駅にある「カトレア」の前身、1877(明治10)年創業の「名花堂」です。カトレアによると、カレーパンの誕生は、昭和2年なのだとか。「カトレア」のカレーパンは、「元祖カレーパン」と「元祖カレーパン(辛口)」の2種類。「元祖カレーパン」はラグビーボール型で、パン薄めのカレー多め。野菜の甘さを感じるマイルド。「辛口」は丸型で、家で煮込んだようなコクのあるカレーが特徴。焼きたての時間帯には毎日行列ができる超人気商品。一度は食べておきましょう!

3:クレヨンの形をしたマカロン「マカヨン」は城東エリアの常識

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クレヨンの形をかたどった細長いマカロン、「マカヨン」を発売するのは東洋町にある「エクラデジュール」。オーナーパティシエの中山洋平氏は、フランスでは、M.O.F.(フランス国家最優秀職人)のパティシエの店「パトリック・シュバロ」や、パリの「アルノー・デルモンテル」で修行をし、コンクールなどにも積極的に参加してきたパティシエです。

 

マカヨンは6種と12種の2つ。6種のフレーバーは、ばにら味 ぶるーべりー味 ぴすたちお味 まんごーとぱんっしょん味 きいちご味 ちょこれーと70%味。見た目のかわいさに加え、本格的なフレンチマカロンだと城東エリアではもはや常識と言える有名スイーツです。

4:砂糖の王様「和三盆」の実力が感じられる、甘さ控えめのロールケーキ

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日本を代表する観光地浅草。そのランドマーク的存在「浅草ビューホテル」はロビーに三社祭の神輿が鎮座するなど「和」テイストを全面的に押し出したホテルです。ホテル一押しのスイーツが「浅草和三盆ろーる」。香川県や徳島県などで生産される純国産の高級砂糖「和三盆」をたっぷり使用したロールケーキは、濃厚なクリームとしっとりとしたロールケーキの相性が抜群。一見、クリームが重いかも?と思われがちですが、そこは砂糖の王様、和三盆の力。食べても食べても重くならない上品な甘みで重いどころか気がつけば一本丸ごと食べてしまったなんていうことも。これなら甘いのが苦手な男性に贈っても喜ばれそう。

5:口の中ですっとなくなる。儚く繊細な口どけは羊羹好きのあの文豪をも虜にした

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1740年頃創業の「越後屋若狭」。創業年がはっきりしない理由はこの地区では災害が多く、昔の資料が消失してしまっているから。水羊羹好きとして知られる夏目漱石は、この水羊羹が大の好物だったそう。他にも北大路魯山人、伊藤博文など多くの偉人が贔屓にしていたことでも知られています。ひとたび口に運ぶと、ふっと消えてしまう、瑞々しさと儚さが特徴。なのにいつまでも残る小豆の香りは名人芸と言えるほど。完全予約制なのでお店に行っても買えません。受け取り時間も決まっているので、必ず事前に予約の上、お店に足を運びましょう。

6:さすがの知名度「ブルーボトルコーヒー」ではスイーツにも注目して

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丁寧に時間をかけて煎れるコーヒー。もはや説明不要のサードウェーブのパイオニア「ブルーボトルコーヒー」。城東エリアのことはあまり知らないという方もブルーボトルがある場所だよ、と言えばわかると言う人も多いのでは。ブルーボトルでは当然コーヒーを買い求める人が多いはずですが、一緒に注目してほしいのがスイーツ。ブルーボトルで煎れたコーヒーに合うよう研究に研究を重ねられたというオリジナルのスイーツは、コーヒーをさらに楽しめること間違いなし。サフランを使った「スニッカードゥードル」というクッキー


オリーブオイルとローズマリーたっぷりの「ショートブレッド」はともに、濃いブラックコーヒーやエスプレッソと抜群の相性でくせになります。コーヒーは飲んだことあるけどスイーツは未体験という方はブルーボトルの良さをまだ存分に味わっていないかも?

7:「もちはもち屋」ならぬ「味噌は味噌屋」でスローライフ

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突然ですが、みなさんはお味噌をどこで買いますか?スーパーで何気なく手に取ると言う人がほとんどではないでしょうか。「餅は餅屋」という言葉があるように、味噌も味噌屋で買うのがいちばんおいしいに決っまているのです。亀戸にある「佐野みそ本店」は80年以上歴史がある味噌屋さん。「少し甘めの白みそのような味噌が好き」「赤だしがおいしくつくれる味噌がほしい」など、一人一人の好みを「噌ムリエ(ソムリエ)」が聞きだし、その人にあったお好みの味噌をセレクトしてくれます。ぶらりと亀戸をお散歩した後にぜひ寄ってみましょう。普段のお料理がきっと楽しくなりますよ。

※掲載情報は 2016/08/13 時点のものとなります。

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