【第二弾】イギリス人に大うけ!本格的なSAKEブームがやってきた

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本物のお酒は冷やで飲む

僕はイギリスで大学を卒業してから、オーストラリアに渡り、今日本にいます。日本に来てもうかれこれ、8年ほど経ちますが、日本で最初に飲んだ日本酒「大那」の味は今でも忘れられません。イギリス人は、酒を必ずと言っていいほど熱燗で飲みます。僕は、「大那」を初めて冷やで飲みました。最初はとても抵抗がありましたが、口に入れた瞬間、今まで飲んできたSAKEは、本物ではなかったと感じました。辛口ですっきり、キレがある味わいが、僕を一瞬で日本酒のファンにしました。

【第二弾】イギリス人に大うけ!本格的なSAKEブームがやってきた

あまりの感動に、実際に那須高原にある菊の里酒造を訪れ、その製法や素材へのこだわりに触れ、より日本酒への関心が高まりました。それ以来、さまざまな日本酒を飲んできましたが、やはり「大那」を最初に飲んだ時の感動を越えるものにはまだ出会っていません。

【第二弾】イギリス人に大うけ!本格的なSAKEブームがやってきた

時代は変わって、現在イギリスでもSAKEブームでロンドンなどの都市を中心に、さまざまな日本酒を楽しむ事ができます。実家に帰省する時に僕は「大那」を友人の手土産にします。大那を飲みながら、お互いが別々で過ごした時間を語り合っていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。友人は「大那」を熱燗で飲もうとしますが、そんな時は、まずは冷やで飲んで素材の味を楽しむんだよと教えてあげます。

※掲載情報は 2017/05/17 時点のものとなります。

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キュレーター情報

イアンギビンス

「SWAN&LION」オーナー

イアンギビンス

イギリス西部の街ブリストル生まれ。10代の頃、母親の影響から料理に関心を持つ。ロンドンで弁護士として働いたのちオーストラリアへ移住。オーストラリアで自家製の果実や野菜の保存術に目覚め、イングリッシュ・チャツネやピクルスやジャム作りを始める。仕事で来日した日本で、日本料理の奥深さや食材のクオリティーの高さを実感し、2015年に日本の食材を使って英国伝統のミートパイをはじめ日本ではなかなか味わえないスイーツを中心に販売し、ケータリングも行う「SWAN&LION」を市ヶ谷にオープン。イギリスの伝統を継承しながらも、日本のテイストを取り入れていくスタイルが評判となり、多数のメディアでも取り上げられる。

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