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みなさん、ポルトガルのイメージにはどういったものがありますか?ヨーロッパの一国ではありますが、あまり具体的に知らない方も多いかもしれませんね。食べ物では、西と南は海に面しているので魚料理などが有名ですが、お酒だと、甘さが特徴のポートワインはよく知られているのではないでしょうか。最近では、ポートワイン以外でもヴィーニョ・ヴェルデなどが、海外でも注目されています。今回は、そんな中でも知って損はないポルトガルのお酒を紹介いたします。ポルトガルの大使館の方やワインナビゲーターの方がおすすめの、ポルトガルのお酒です。日本で手に入るものもありますので、気になるものがあればぜひ試してみてくださいね!
1:暑い季節に飲みたい微発泡ワイン ヴィーニョ・ヴェルデ
これからの季節にぴったりの微発泡のワイン!ヴィーニョ・ヴェルデワインは近年、アメリカで大ヒットするなど海外でも話題のワインで、熟成期間2~3年という若いワインです。またアルコール度数も9~10%と他のワインより低いのが特徴です。
地元では白も赤も同じくらい人気があるそうですが、海外では白ワインが特に人気があり、キンキンに冷やしてシーフードとともにいただくのが最高だとか。日本ではまだ知名度はそれほど高くないですが、お魚料理の多い日本料理にはマッチすること間違いなしです。
2:特別な日のお祝いに。赤ワインAQレゼルヴァ2005赤
お酒好きな方は特に、白ワインより赤ワインの方が好きだという方も多いかもしれません。そんな方におすすめのポルトガルワインが「AQレゼルヴァ2005赤」です。栓を抜いてから開くまでが1番美味しさを堪能できるというこちらのワインは、オルタナフードと言われる「イノシシ」「ダチョウ」「馬」などとの相性が抜群です。
高級ワインですので、特別な日のお祝いやホームパーティ、お酒好きの集まりなどで披露すれば喜ばれるでしょう。
3:女性におすすめ!チェリー酒 ジンジーニャ・ナチュラル
首都リスボン近郊にあるオビドスという小さな街で、2002年に村おこしの一環で始まった「チョコレート祭り」があります。そこで観光客から人気となったのが今回紹介する「ジンジーニャ」というさくらんぼリキュールで、小さなチョコレートカップに入れて味わうというのです。
アルコール度数は17度と少し高めなので、食前酒として小さめのカップでいただくのがおすすめ。日本の梅酒のような強くて甘いお酒なので、女性にも飲みやすそうです。
4:秋に飲まれるマデイラ島の伝統ワイン マデイラワイン
ポルトガル全土に広がっている「マグーシュト」と呼ばれる伝統的な「栗祭り」が11月にあります。その際に飲まれる「アグアペ」というワインは、流通していないので、ポルトガルを訪れないと飲めないそうです。
同じく秋によく飲まれているのが、マデイラ島産の「マデイラワイン」。手軽に買えるものから高級なヴィンテージワインまで種類も豊富です。「マデイラ ヴェルデーリョ 1850」は古くからの伝統を守り続けているペレイラ・ドリヴェイラの代表的なヴィンテージワインです。やや辛口で、熟した紹興酒と似た味わいだそうです。
5:爽やかでエレガントな白ワイン ソアリェイロ
微発泡で有名なヴィーニョ・ヴェルデワインでありながら、そこから外れた少し珍しい白ワインがこの「ソアリィエロ 2015」。キラキラとした爽やかエロティックな味わいで、「ソアリェイロ」ワインは軽やかでとても繊細です。
ソアリェイロはポルトガルの最北端で作られていて、畑の中で最も日当りの良い場所の名前から由来しています。
様々な評価を受けているワインを、ちょっとしたお祝いの日やパーティのお供にしてみたいものです。ワイングラスの種類によって、雰囲気を変えて飲んでみるのも楽しそうです。
※掲載情報は 2017/04/27 時点のものとなります。
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