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普段なにげなく使っている七味唐辛子。立ち食い蕎麦屋から定食屋、居酒屋、そして高級割烹でも見かける調味料です。最近では、コンビニ弁当やカップラーメンにまで付けられているほど、七味唐辛子は日本を代表する調味料なんです。そもそも七味唐辛子は、中国の漢方薬をベースに考案されたという歴史があり、健康に良いものであるはず。その中身の内訳はというと、赤唐辛子、芥子の実、陳皮、胡麻、山椒、麻の実、紫蘇、海苔、生姜などをオリジナルの分量で混ぜ合わせたもの。辛味だけでなく、香りを楽しむために隠し味程度に料理に振りかけます。うどんや蕎麦などの麺類、丼もの、漬け物など、あらゆる場面で登場してくることでしょう。日本料理に合うように発明されたものであるため、基本的にはすべての料理と相性が良いはずなんです。とはいえ、味覚はひとそれぞれであるため、自分好みの七味唐辛子を探したい!という人も多いはず。こだわる人は、すでにこだわっているんです。料理好きが選ぶ七味唐辛子をここに紹介します。
1:【取り寄せ可】和食だけでなくあらゆる料理に!根元 八幡屋磯五郎の七味唐がらし
江戸時代から代々引き継がれている信州代表の七味専門店。辛味と香りのバランスの取れたスパイスは、信州蕎麦や信州産の野菜料理には欠かすことのできない逸品です。それだけでなく中華やイタリアンなどさまざまなジャンルの料理にも使える七味唐辛子。レトロなアルミ缶に入れられたパッケージも愛くるしい。限定パッケージなどもあるようなので要チェックです!
※こちらの商品はオンラインでの購入ができるようになりました。本格的な七味、この機会に味わってみてください。
2:いろいろ試したい!という欲張りなアナタへ。根元 八幡屋磯五郎のおためし七味
信州生まれの歴史のある七味専門店「根元 八幡屋磯子郎」。和食店、蕎麦屋など、こだわりの店で見かけることの多い七味です。もちろん専門店なのでさまざまな辛味や香りが存在します。そこで便利なのが「おためし七味」。小分けにされた6種の七味が味わえるので、断然お得。そっと財布やバッグに忍ばせるも良し、贈り物にも良しな七味唐辛子のセット。きっとお気に入りが見つかるはずですよ。
3:合わさる香辛料はすべて漢方薬、浅草 やげん堀 七味唐辛子本舗の七味唐辛子
創業は1625年、初代からしや徳右衛門が、いまの東京・東日本橋で漢方薬をヒントに七味を作ったと言われています。浅草へと本拠地を移したのは昭和18年のこと。もはや浅草土産としても知られている七味専門店です。店舗では自分の好みに合わせて調合してくれるというサービスも嬉しい限り。「雷門」バージョンもあるため、ちょっと粋な東京土産としても活躍してくれそうです。
4:香りを楽しみたい人へ。やまつ辻田の極上七味唐からし 西高野街道から
明治35年創業の大阪の老舗「やまつ辻田」の極上七味唐からしは、ふんわりと香る山椒の利いた七味。国産唐辛子をはじめ、厳選された7つの原料を伝統の石臼製法でひいてつくるという創業当時から変わらないスタイルが魅力です。またパッケージも可愛らしく、なんと七味の入った袋の裏面には切手を貼ってそのままお裾分けできるようにデザインされているんです。そんな粋な計らいができるのも日本ならではの文化かもしれません。
5:香りにこだわる人が使っている原了郭の黒七味
創業300年を超える七味専門店、京都「原了郭」。本店にはいつものように多くの人で賑わっています。なかでも知られているのは黒七味。唐辛子を使った七味って赤系の色を想像しますが、なんと黒っぽいんです。それもそのはず山椒たっぷりな香り高い七味なんです。漬け物、うどん、蕎麦など黒七味をひと振りかけるだけで劇的に味が変化する魔法のスパイス。一度使えば必ずヤミツキになるはず。
※掲載情報は 2017/04/26 時点のものとなります。
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