
記事詳細
紹介している商品
練りたての美味しいモッツァレラを家庭でも作ることができる “チーズのもと”
こんにちは。料理研究家/食のトータルデザイナーの小野孝予です。
以前リコッタチーズの記事でお伝えしたことのある「CHEESE STAND(チーズスタンド)」が、自分で作れる“モッツアレラチーズのもと”を先ごろ発売したと聞き、ずっと気になっていました。
やっと私も手に入れ、実際に作って食べてみました。私でも簡単に作ることができ、とても楽しかったです。そしてフレッシュでミルキーなお味が大変美味しかったので、今回この“チーズのもと”である「Make Mozzarella」をご紹介します。

先ず「Make Mozzarella」は、このようなパッケージで冷凍状態のままお手元に届きます。ですから、作る前に解凍する必要があります。因みに私は、前日に冷蔵庫に移して解凍しました。

作る時に必要な材料は、この「Make Mozzarella」と 塩とお湯だけ。あとは、ボウル、温度計、スプーン、ゴム手袋を用意すればOKです。
パッケージに作り方は記載されています。また、こちらのムービーがわかり易いです。
(https://youtu.be/hmnemMoKSxE )

初めてでも失敗なく出来るか?!ちょっとドキドキしましたが、チーズスタンドの方々や友人にもコツを聞いていたので、楽しく作ることが出来ました!時間も大して掛からず、意外と簡単です。
強いて言えば、最後に小さく形よくこぶしの中からムニュ~と押し出して、ひきちぎるのが少しだけ難しかったかな?!

まぁ、初めてにしてはなかなかの出来栄えだと思いませんか!?
私が実際に作ってみて、ここがコツと思ったところは、お湯は熱湯では駄目だということ。85度との指定なので温度計を持っていれば必ず測って下さい。持っていない場合は、工夫が必要です。1リットルの熱湯をボウルに移すだけでもお湯の温度は少し下がりますが、お水を半カップ~1カップ位足すと良いと思います。
それからお湯の中のチーズを優しく扱うこと。チーズ同士がまとまるように、スプーンでゆっくりとかき混ぜてみました。混ぜ過ぎ、練り過ぎるとチーズが固くなってしまうそうです。
ひと塊になったら、スプーンで両側に引き延ばします。私はチーズ職人さん気取で、手袋をした手をお湯の中に入れて行ないました。しかしお湯が熱いとやけどの原因になるので、これはお勧め出来ないです。
お湯の中で伸ばす!という工程がパスタ・フィラータと言われるモッツアレラチーズの特徴なので、一度やってみたかったのです。やはりこの作業は楽しい!
そしてフレッシュチーズはフレッシュな程美味しい訳ですが、本当に出来たてが美味しいです!カプレーゼにして頂きました。

ホームパーティー時にお客様の前で作ったら、盛り上がるでしょうね!またこれからの季節、例えばゴールデンウィークにご家族やご友人とBBQをすることがあれば、一緒に作っても楽しいと思いますよ。
皆さま是非、一度挑戦してみて下さい。
※掲載情報は 2017/04/17 時点のものとなります。
- 4

キュレーター情報
料理研究家/食トータルデザイナー
小野孝予
株式会社クオリア取締役社長 料理教室クオリア主宰
航空会社在職中、各地滞在先で様々な本場の味や食材に出会い、食の世界に興味を抱く。また田崎真也氏に師事してソムリエ、きき酒師の資格を取得。退社後は料理学校、フードコーディネーター養成スクール、テーブルコーディネートスクールにて食全般に関する知識を深める。2006年より横浜市青葉区の自宅で、家庭料理をテーマにしたサロン形式の料理教室を主宰。スーパーで買える食材と調味料を使って作る健康に配慮したメニューを、日本文化の特徴である季節感、気配り、おもてなしの心を取り入れたアイデアで提案。教室へは30代~60代を中心とした主婦層が中心に、延べ3,000人以上の生徒が訪れる。一方、ソムリエ、チーズプロシェッショナルとしてワインやチーズの講座も開催し、流行に敏感でおしゃれな女性が参加。WEB、雑誌のコラム執筆やレシピ紹介、企業へのレシピ開発も行なう。日本橋三越、新宿伊勢丹でのイベント講座やNHK総合テレビ、ラジオ文化放送など様々なメディアにも出演。2010年秋よりシノワテイストのテーブルウエア通販サイト『モダンシノワ』をオープン。