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スッキリとした味わいで繊細な料理に合わせたい
「暑さ寒さも彼岸まで」
春のお彼岸も過ぎ、春の日差しを感じるようになりました。しかし季節の変わり目というのは、さみしくもあり嬉しくもあるのではないでしょうか。
大切な人との別れや新たな出会い、そのようなシーンにぴったりな本格麦焼酎「黒閻魔」を紹介します。
僧侶推薦のお酒が閻魔ときたら、怖いイメージが先行してしまいそうですが、実はそうでもありません。諸説ありますが、閻魔様のこの世でのお姿は、お地蔵さまと言われています。あの怖い顔の閻魔様と優しいお顔のお地蔵さまが同じなんてびっくりですね。
この「黒閻魔」は大分県日田市にある老松酒造で製造されています。日田は長閑な山林に囲まれた水も空気もきれいな町で、かつては江戸幕府の天領だったことから年貢の負担も軽く、豊かな文化や産業が育った地域でした。
老松酒造の創業は、寛政元年(1789)と古い蔵元です。初代は創業当時、日田地方にある松の老い木がある老松神社の泉より湧き出る清浄な水が酒造りに適していたことから、酒造りを始められたようです。そこから老松酒造の名前になったのですね。
そんな町で生まれた「黒閻魔」は全量麹仕込みのキレのある深い味わいが特徴で、一次仕込みも二次仕込みも麹のみを使用し醗酵蒸留を試みた商品です。
アルコール度数は25度で、スッキリと上品な飲み易さは、春の繊細な料理に最適です。
2015年~2016年モンドセレクション金賞受賞の一本です。
※掲載情報は 2017/03/31 時点のものとなります。
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キュレーター情報
唎酒師、ソムリエ、ラジオパーソナリティ
岩室茂樹
1974年東京生まれ。北九州市立大学大学院卒、MBA(経営学修士)。
ホテル旅館の経営にも携わり、全国47都道府県を練り歩く。
唎酒師とソムリエの資格を持ち、ラジオパーソナリティとして地域の魅力は発信。
あらゆる縁に感謝をし、生かされていることへの感謝をどのようにして伝えていくかを考える。