今や全国区の知名度を誇る!ぎゅうぎゅうに詰まった山形・米沢の駅弁「牛肉どまん中」

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大正10年創業の「新杵屋」は、もともと菓子店だった

山形県米沢市に行ってきました!山形県は年に数回訪れますが、殆ど山形市内なので、実は米沢市には数年ぶり。雪は残っていますが道路自体には積もっておらず、レンタカーでも何の問題も無く快適です。

 

駅前は何も変わらず。でもクルマで走っていると、老舗の飲食店が建て替えで綺麗になっていたりもして、ちょっと驚いたり。米沢城址や上杉謙信の眠る上杉廟所があったりと、歴史も古い地。今も人気のスポットです。食材的には米沢牛ですね。

今や全国区の知名度を誇る!ぎゅうぎゅうに詰まった山形・米沢の駅弁「牛肉どまん中」

そんな米沢=牛のイメージにぴったりの駅弁が新杵屋の「米沢名物 牛肉弁当 牛肉どまん中」。新杵屋は大正10年の創業。もともとはお菓子やさんとしてスタート。昭和22年には米沢駅で昭和天皇にアイスクリームも献上したほどの名店なのです。


それが昭和32年に弁当事業へと進出し、次第に弁当へとシフトしました。

今や全国区の知名度を誇る!ぎゅうぎゅうに詰まった山形・米沢の駅弁「牛肉どまん中」

秘伝のたれで甘く煮た牛肉、そして冷めても美味しいお米

今や全国区の知名度を誇る!ぎゅうぎゅうに詰まった山形・米沢の駅弁「牛肉どまん中」

新杵屋を一躍有名にしたのが、この「牛肉どまん中」です。山形新幹線開業の際に新商品として考案され、瞬く間に大評判となりました。

 

なぜに“どまん中”なのかと思いきや、山形県産のお米「どまん中」を使用しているのですね~。冷めても美味しいのがポイントのお米だそうで、なるほどお弁当にうってつけです。そして主役の牛肉ですが、けっこう甘めな仕上がりで、これが後をひくというか、忘れられない味わいを醸し出します。

 

この甘めな味は菓子店だった時の技が活きているそう。独自製法のタレで牛肉を煮込んでいるのです。牛肉と牛そぼろの2種類が入っているので、両方の良さも楽しめます。

 

付け合わせに、小いも煮やにしんの昆布巻き、人参煮、桜漬などもあり、良い箸休めに。駅構内などで買えますが、駅前の本社工場直売店では、出来立てほやほやの商品が買えたりして、お得です!

※掲載情報は 2017/03/24 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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