記事詳細
紹介している商品
最期に食べたい!伊勢沢庵のお茶漬け。JAPANESE PICKLES
我が家の近所には、昔ながらのスナックがあります。民家にあり、わたしの父も昔から通っているお店なので遭遇することもしばしば。先日、お漬物でお馴染みの銀座若菜で働いている馴染みの常連さんが、会社のお友達を二人連れてこられました。
以前、こちらのお店で若菜さんの伊勢沢庵を戴いたことがあったので、「丁寧につくられたきちんとした味がとても美味しかった」と感想を伝えたところ、少し残っていると出してくれました。
(なんと、お皿に残った最後の一切れを持っている方が社長さんでした)
やっぱりいいですね〜。発酵食品本来の味ですね〜。美味しいねえ〜。などと、それぞれのウンチクを語りつつ、みんなで食していると、社長である92才のおばあちゃまが最期に食べたいのは伊勢沢庵のお茶漬けで、しかも本来沢庵は輪切りよりも拍子切りにすると繊維も残り、より美味しくいただけるとのこと。
当然ですが「えっ!それ食べたい!」って話になりますよね。
ということで数日後……社長自ら伊勢沢庵を届けてくださいました!なんと切り方見本のパック添え!!
※左が拍子切り、右が輪切りです。
酔っ払いって図々しいにも程がありますね。さておき、お味は?というと、やっぱり全然違いました。
拍子切りの方が、旨味がまして柔らかくなり、優しい食感が食べやすく、また見た目も美しく上品になった気分がしました。とはいえ、バリバリと食卓に音を響かせつつ、昔ながらの食感を楽しみたい時は輪切りがよいでしょう。ちなみに我が父は、入れ歯には輪切りよりも拍子切りの方が食べやすいとのことでした。
伊勢沢庵は、いわゆる一般的な沢庵の添加物や合成調味料の味に慣れてしまうと塩辛く酸味が強く感じるかもしれませんが、きちんとした塩を用い、丁寧に時間をかけられているからこその乳酸菌などなど、発酵食品本来の味わいを感じていただけると思います。
シンプルに白米と食すのはもちろん、酒の肴にもオススメです。
※掲載情報は 2017/03/10 時点のものとなります。
- 6
キュレーター情報
クリエイター/touta.代表
ユーゴ
クリエイター、touta.代表、布ナプキン協会理事
2017年、布製パッドブランド 「Pantyliners Organics」 を発表。
女性の命と健康を守るために活動している日本生まれの国際協力NGO JOICFP(ジョイセフ)と共に開発途上国への支援活動を行う。
リユースマテリアルを用いたモノづくり「ネオパッチワーク!!!」の提唱。
象徴となるプロダクトに布製パッドがある。
【主な刊行物】
2009年 布ナプキンの本(ecocolo/エスプレ制作)
2010年 布ナプキン~こころ・からだ・軽くなる(産経新聞出版社→タバブックス)