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ピーナッツはナッツでしょうか?答えは、「NO」です。まずナッツの定義について調べてみると、ナッツ=種実類とは、かたい皮や殻に包まれた食用の果実・種子の総称を指し、その中でも木の実を一般的に「ナッツ」と呼ぶとのことです。では、ピーナッツはというと、日本語で落花生ですからマメ科の植物、つまり「ナッツではない」ということになります。英名でも「pea」は豆の意味ですから、分かりやすいですね!例えば、ナッツ代表のヘーゼルナッツとピーナッツを比べてみると、オレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸をたっぷり含み、コクのある風味や、ペースト状にするなど食べ方もよく似ています。分類上は異なるものですが、私たちにとって美味しい大地の恵みであることには変わりません。これですっきり違いの分かったところで、ピーナッツとナッツを食べ比べてみませんか。
1:「生落花生」の塩ゆでを求めて9月は千葉へ!
ピーナッツが木の実(ナッツ)ではなく、豆(pea)であることを確認するためには、落花生がどのように実を付け、収穫されるのかを目で見て体験するのが一番です。千葉県は落花生の名産地、実に全国の80%以上が千葉県産ということになります。収穫を迎える9月のおよそ一か月弱の期間だけ、生の落花生を味わうことができます。
塩ゆでにした落花生は、芋栗類にも似たほっくり感と豆本来の甘味があって最高に美味しいとのこと。おなじみのカリッとピーナッツとは違った味わいに驚くこと間違いありません。旬の時期にしか味わえない「生」落花生、どうしても試したい人は9月の予定に書きこんでおきましょう!
2:これぞ本物の味わい「365日」のピーナッツペースト
新進気鋭のパン職人、杉窪章匡さんがプロデュースするブーランジュリ「365日」。こちらで扱うこだわり食材の中に、ピーナッツペーストがあります。
落花生のふるさとと言われる千葉県房総半島で、契約農家さんが丹精込めて育てた落花生を、熟練職人たちの腕で丁寧に焙煎して作られるピーナッツペースト。シュガー、クランチ、プレーンの3種類あり、クリーミーでなめらかな舌触りの「本物」の味わいがあります。食から世界平和を目指す職人、徹底した素材へのこだわりを貫く杉窪さんが認めた、極上のピーナッツペースト、是非一度味わってみてください。
3:トロトロにとろけちゃった「黒蜜漬け落花生」
黒い品種の落花生?殻も中も黒くてびっくりですが、こちらは殻ごと黒蜜に付け込んだ「黒蜜漬け落花生」という商品です。殻ごと黒蜜に漬け込むことで、色と糖が落花生にじっくり浸み渡っています。殻の外側には、結晶化した糖が見え、中は豆の原型を留めないほどトロットロで、とろけてしまう甘納豆のような感じだそうです。一度食べると忘れられず、思い出してはまた食べたくなる不思議な落花生。最後は食べ終わった殻をカップに入れ、お湯を注いで「黒蜜茶」をいただくのが「黒蜜漬け落花生」のツウの楽しみ方だそうですよ。
4:ピーナッツ餡が美味しい「ぴーなっつ最中」
ピーナッツの形をした最中種に、これまたピーナッツの甘煮を練り込んだ餡を詰めた「ぴーなっつ最中」は、落花生の産地らしい銘菓の一つです。千葉県以外ではなかなかお目にかからないピーナッツ餡のコクとパッケージの可愛らしさで人気があります。縁起の良さそうな落花生の形から、ウェディングギフトや贈答品として好評なのも納得です。
製造は、成田山表参道に本店を構える老舗和菓子店「なごみの米屋」。本店の敷地内には、お不動様がはじめて成田に御遷座された場所があり、そこを聖地として開放していて、成田山を参詣した時に休憩できるようになっているのだそうです。優しい心配りがうれしいですね。
5:ノンオイルで焼き上げた「ハニーメープルナッツ」
「ハニーメープルナッツ」は、ナッツを低温のオーブンでゆっくりとキャラメル状に焼き上げたミックスナッツです。味付けは、はちみつ、メープルシロップ、塩、ラムのみで、油を一切使用していないヘルシーさが嬉しいですね。可能な限りオーガニックの食材を使用し、着色料や添加物を使用しない「NOOKS FOODS」の商品なので、安心していただくことができます。
ミックスナッツと呼ばれるものには、ピーナッツが混じっているものがあったりしますが、「ハニーメープルナッツ」は、クルミ、マカダミアナッツ、ペカンナッツ、カシューナッツ、アーモンドの5種類。すべて「ナッツ」ですね。
※掲載情報は 2017/03/19 時点のものとなります。
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