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久しぶりのippinに、記事を投稿。日々、美味しいものとの出逢いの時間を大切に、楽しく！生きています……(笑)。
さて、先日、この上ない楽しい！時間を体感することが、出来ました。ぐるなび主催の愛媛養殖魚『愛育フィッシュ』試食会に、参加させていただきました。
愛媛と言えば、すぐにみかんが頭に浮かびます。この冬も愛媛みかんをたくさん摂取したおかげか、風邪もひかずにすみました。ビタミン補給には、必須のみかん。イベントでも何度か訪れている愛媛は、ご縁を感じる場所のひとつです。
さて、みかんの話はおいといて、今回はお魚です。愛媛宇和島の養殖ブランド鯛「愛鯛」、そして「戸島一番ブリ」。愛媛の海は、リアス式海岸と黒潮の流れ込む宇和海の豊かな漁場が、養殖に適しています。まず、何より驚いたのは生臭さがなく、程よい脂ののり具合。これって、美味しさを左右させる、まずは、大切なこと。最近、養殖魚の美味しさに目覚めていたタイミングと相まって、出逢ってしまった美味しさでした。
会場となった「赤坂とゝや魚新」の料理長の技術もさることながら、やはり、新鮮な魚の美味しさが料理の美味しさに繋がります。次から次へと出てくる料理は五感を通じて、楽しませていただきました。料理長の素材を最大限に生かした料理は、目をみはるものがあり、久しぶりの感動でした。
「愛鯛」のネーミングが大変印象に残りますが、また食べ鯛！とも、つけられる位の美味しさでした。愛とつけてあるのも、生産者さんの皆さんの努力と愛情の賜物だと、お話を聞くと美味しさの謎がとけました。エサにもこだわり、魚にストレスをかけない環境作り。安心、安全が、問われるこの時代に、とても美味しく安全な魚を育てていらっしゃることがよくわかり伝わってきました。
養殖魚のイメージを、覆していただきました。まだまだ、養殖魚に対して多々誤解をしている方も、少なくないと思いますが、そういう方に、一度トライしていただきたい味でした。大変有意義な会に、お誘いいただきとても勉強になりました。
ブリは生でもお刺身としていただきたいですが、ブリしゃぶがオススメです。和風だしに、たっぷりのスライスした長ねぎだけ、鍋の表面が隠れる位に入れて、そこにブリをしゃぶしゃぶ。ブリは火を入れすぎないこと。ネギとブリを、一緒に、お口へ。京都のお気に入りのお酢屋のポン酢醤油で……。お気に入りのマイポン酢は、またippinで、紹介いたします(笑)。
今回「愛鯛」、「戸島一番ブリ」に、出逢えたことを、大変嬉しく思います。これを機会に是非！愛媛との、益々ご縁を繋げていきたいと思いました。
最後に、出逢いは、ご縁は、美味しさなり……。
※掲載情報は 2017/03/02 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードスタイリスト
マロン
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業し、料理研究家、インテリアスタイリストのアシスタントを経験後、1983年に日本でのフードスタイリスト第１号として独立。雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、新聞、広告、イベント、講演会など、あらゆるメディアを通して美味しい料理、料理の楽しさを提案し続けている。経験を生かして、調理器具の開発にも取り組み、現在発売中の「マロンパン24cm」が人気を集めている。レストランのシェフでも、料理研究家でもない、食のエンターテイナーとしてダイナミックに躍進中。長崎県に生まれ、佐賀県唐津で育ち、東京をこよなく愛すも、故郷や地方の食材、料理を紹介。唐津大使を拝命、首都圏と故郷唐津を繋ぐ、お仕事を思索中。活躍は国内にとどまらず、海外、アジア各国でも料理教室を主宰。また、料理以外の、歌でも活躍中。
