ついに今日は、多くの企業で導入される「プレミアムフライデー」スタートの日。金曜の仕事を早く切り上げて、家族や友達と普段なかなかできない「プレミアムな週末」を過ごしましょうというもの。官民一体の鳴り物入りでスタートしたものの、旅行の予約まで出来ている人は少ないのでは？しかし、お家でもプレミアムな夜は過ごせます。普段は手を出さない高級食材や、少しリッチなお酒など、ちょっとの贅沢でいつもの金曜日がまさにプレミアムなものに。あなたの夜をちょっぴり特別なものに変えるプレミアムなものを集めてみました。

世界三大珍味のひとつであるキャビア。古代ペルシャ人が食し、フランスを経てロシアへ渡り、現在もグルメをうならせる貴重な食品です。キャビア生産を目的としたチョウザメ養殖におけるパイオニア的存在である「スタージョン」の「ストゥーリア ヴィンテージ／STURIA Vintage」は、養殖キャビアの中でも群を抜いた存在感を放ち、各国で愛されています。フルーティーかつ海を感じる程よい塩気、プチプチと心地よいソフトな食感は、一度は食べてみたい特別なもの。甘みと深みのある繊細な逸品は、クラッカーやチーズとともに楽しんで。新宿伊勢丹、日本橋高島屋、明治屋 京橋本店などでご購入いただけます。

世界45ヶ国のオリーブオイル生産者を評価したグローバルなオリーブオイル格付誌「FLOS OLEI」で、その年に最高評価を獲得したオリーブオイルをはじめとした、最高峰のオリーブオイルを直輸入し、販売する「OLiVO（オリーヴォ）」。今回ご紹介するのは、イタリア中部の山間に位置するヴァル・ディ・コミノ周辺にしかないマリーナ種のオリーブを使用した稀少なオリーブオイルです。豊かな香りは、バナナやアーモンドとも揶揄されるかぐわしさが印象的。ライトなフルーティーさはモッツァレラチーズや豆腐などさっぱりとした食材にぴったり。青々とした緑を思わせる薄っすらとグリーンをまとったオリーブオイルは、真っ白なお皿に注ぐと色の美しさをより感じることができます。一度本物を知ると一般的なものには戻れないオリーブオイル。プレミアムな週末にデビューしてみませんか？

老舗料亭の多い京都の中でも、世界遺産下鴨神社のそばで伝統を重んじてきた「下鴨茶寮」。安政三年（1856年）創業以来、京都らしい美しく静かな佇まいで数々のお客様を迎えてきた「下鴨茶寮」が、銀座東急プラザ前に出店したのが「京都 下鴨茶寮 のまえ」です。これまでECでしか購入できなかったリッチなあんぱん「料亭のあんぱん」が東急でも購入できるようになったとファンを喜ばせています。あんぱんと言っても正しくは「あんこ入り食パン」。デニッシュ生地とつぶあんのリッチなテイストは、ひと手間かけておいしくいただきたいですね。トースターでも十分おいしいですが、バターをたっぷり使ってフライパンで焼くと一層特別感のある一品に。お好みでバニラアイスやシナモンパウダーをかるとパンとはいえ、立派なスイーツに。プレミアムフライデーの始まりの朝食に、あるいは締めくくりのスイーツにどうぞ！

高級ショコラティエの代名詞「ダロワイヨ」。マカロンやアントルメなど名が知れたスイーツがたくさんありますが、今回ご紹介するのは「レシキエ」。「レシキエ」とは、フランス語で チェスの基盤のこと。その名の通り、チェス盤のように二色で縁どられた表面と、チョコレートでかたどられた駒。洒落の利いたいたずらなつくりは、ボードゲーム好きの男性の心をくすぐりそう。ミルク、ホワイト、ダークの3種類のチョコレートの味のムースの重なりが楽しめるので、厳かな見た目とは裏腹に意外とさっぱりといただけるそうです。ホームパーティーには大きいサイズを、個人的に食べるには小さなピースでも販売しています。

世界のワイン銘醸地のうち、北緯30～50度、南緯20～40度の地帯は「ワインベルト」と呼ばれています。実は日本にも、アメリカの高級ワイン銘醸地のナパバレーなどと同じ北緯38度に位置するブドウの産地があるのです。山形県高畠町では、桃やラフランスなどと一緒に、100年以上も前からぶどうの栽培が行われていました。中でも、シャルドネとデラウェアの生産量は日本一。そんな日本ワインの名産地にある高畠ワイナリーの作るスパークリングワイン「嘉（yoshi）」は、高畠町産の厳選した完熟シャルドネ100％使用した、華やかでフルーティーな香り、豊かな旨味を伴う酸が楽しめるとのこと。シャンパーニュ産にも負けない！？と言えるハイレベルなスパークリング。金曜の夜をのんびり自宅で過ごしたい人におすすめです。

ガラスの特性を生かし、その美しさを最大限に引き出すといわれる日本のガラスメーカー「スガハラ」。千葉県、九十九里浜にある工房では、職人自らがデザイナーを務めることで、完成度の高い作品が並ぶと評判です。プレミアムな夜におすすめしたいのは、スガハラの職人である松浦健司さんの作品「アワグラス」。一見するとシンプルな細長のタンブラー型ですが、実は内側のフォルムはシャンパンフルート型になっている、こちらのグラス。スパークリングやビールなど泡を楽しむドリンクにぴったりなのだそうです。普段のお酒も特別なグラスで飲むだけで贅沢な気分になるもの。ぜひお気に入りのグラスに加えてみて。

鎌倉山にある超高級洋菓子店「ハウス オブ フレーバーズ」。35年間の施行錯誤の末に生まれたと言われる絶妙な配合や、艶やかで濃厚なクリームチーズと爽快な余韻を残すサワークリームの二種。熟練の職人の技術とセンス、追随を許さない最高級の食材が織りなす格別な味は、「高いお金を払ってでも一度は食べてみたい！」という人があとを立たないのも納得の仕上がりだそうです。予約制なので今夜すぐに食べられるわけではありませんが、次のプレミアムフライデーのために今夜予約しておくといいかもしれませんね。