UBUYU WA LADHA
Hole in the Wall Supermarket
日本から香港、香港からエチオピアの首都アディスアベバを経由してタンザニアの首都ダルエスサラームへ、そして車で12時間かけてタンザニア北部の街「モシ」へ到着しました!皆さんの中にはモシという街を知らない人もいらっしゃるかもしれませんが、これを知らない人はいないでしょう!
そう、標高5,895mの大陸最高峰のキリマンジャロです!とにかく壮大としかいいようがないキリマンジャロがあるタンザニア北部には、セレンゲティ国立公園があり、数多くの動物が生息しています。
キリンやシマウマをはじめ、アフリカでビッグ5と呼ばれる、ライオンとヒョウ、ゾウ、サイ、バッファロー全てがこの国立公園に生息しています。僕もサイ以外は見つける事ができました。この公園にいる動物達は野生という事もあって、目が生き生きとしているのがとても印象的でした。
タンザニア北部の道路は舗装されている道路が少なく、砂利道が多いのですが、ところどころに綺麗な公共の建物が存在します。そこでは、日本の国旗を見ることもあります。ODA(政府開発援助)で、日本がいかにタンザニアに貢献したかを示しているのですが、日本の国旗を遠く離れたアフリカ大陸で見るのはとても不思議な感じがしました。
旅の記事になってしまいそうですので、このへんで今回の一品を紹介します!モシのマーケットで見つけたこちらは「セサミキャンディー」です。栄養価の高いゴマは、アフリカではとても大切な栄養源です。しかも、車で移動する事が多いので、このゴマキャンディーはドライブの途中のおつまみとしてとても重宝します。見た目ほど甘くなく、さっぱりしているのでとても食べやすいのが特徴です。
もうひとつ手に入れたのがこちら「UBUYU WA LADHA」。何かよく分からなかったので、インターネットで調べたところ、カボチャの一種のようでした。その後、画像で調べたら、何と、バオバブの実でであることが分かりました。なぜよく分からないものをおすすめするのかと言われてしまいそうですが、この実は、見た目以上に梅干のような味わいがするのです。最初に食べた時はとても驚きましたが、二日酔いの朝に食べるとシャキッとさせてくれる一品です!今度タンザニアを訪れる時は、梅干を持参して、現地の人に梅干の感想を聞いてみたいと思います。きっと『「UBUYU WA LADHA」の味じゃないかと驚くと思います。』(笑)
Ciao!
Hole in the Wall Supermarket
※掲載情報は 2017/03/11 時点のものとなります。
料理研究家・タレント
ベリッシモ・フランチェスコ
ローマ(イタリア)出身。
現在は、イタリアと日本の文化の架け橋的な役割で活躍、多数レギュラー番組出演、クッキングショー、全国講演、トークショー、料理イベント、広告、雑誌など。開催する料理教室は満席の人気。
スーパーにある食材で作れる・簡単に出来るイタリアン、食材の「味」と作る人の「パッション」を活かしたレシピが好評。