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まるで食べる「八海山」!酒粕香る大人なジェラート
寒い冬とはいえ、温かい部屋の中で食べる冷たいアイスクリームに幸せと感じるのは私だけではないですよね。そんなシチュエーションでおすすめなのが、ちょっと大人な和テイスト「八海山酒粕ジェラートアイス」。新潟が誇る銘酒「八海山」の純米吟醸酒粕を使用した贅沢なジェラートなので、特に日本酒好きの方ならばそのおいしさに酔いしれてしまうかも。
容器のふたを開けると真っ白に輝くジェラートから酒粕の香りが広がり、まるで深い雪に覆われた酒蔵の光景のようです。ミルク味のジェラートは、さっぱりした味わいなのでとても食べやすく、酒粕とミルク双方の優しい味と香りがバランスよく口の中で溶けていきます。さらに、ふんわりと残る酒粕の余韻が心地よくて、食べる前に溶けてもいけないのですが、ゆっくり、じっくりと味わっていたいと思うほどです。酒粕を使用しているといっても、このジェラートのアルコール分は1%未満なので、日本酒初心者やアルコールを飲む機会があまりないという人にもおすすめできそう。
お取り寄せやレストランで酒粕ジェラートを楽しみましょう!
このジェラートはアイスクリーム専門店や菓子店のものではないんですよ。実は、高級干物店が販売しているジェラートなのです。販売元の「銀座伴助」は魚の干物をメイン食材に米、酒、和をテーマに販売展開しています。さらにデザートにも統一感ある食材を取り入れたいということで、米と水で造る日本酒に着目し、八海山の酒粕入りジェラートが誕生したのです。最近は、美容や健康面からも発酵食品である酒粕が注目されていますから、ますます食べる手が止まらなくなっちゃう。
ジェラートはお取り寄せができるので、自宅で家族や仲間と八海山を飲みながら鍋でも食べて、締めのデザートには八海山酒粕ジェラートを食べる、なんてシチュエーションも楽しそうですね。また、「銀座伴助」は物販店舗内にレストランを併設していて、レストランでもこのジェラートを提供しているとのこと。銀座で買い物を楽しんだ後のディナーとしてもチェックしておきましょう。
※掲載情報は 2017/01/30 時点のものとなります。
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キュレーター情報
アジアンフードディレクター
伊能すみ子
アジアンフードディレクター/1級フードアナリスト 舞台制作や民放気象番組ディレクターを経て、食の世界へ。調理師専門学校で調理、食文化を学びながら、食の専門家であるフードアナリストとして活動を開始。メディアを中心に飲食情報の提案やアジア各国料理の執筆、講演、講師、レシピ制作などを行う。
「ASEAN食のコンシェルジュ」、「タイフードコンシェルジュ」、「カンボジア旅のリポーター」などの肩書を持ち、食と旅の提案も手がける。年に数回、アジア諸国を巡り、屋台料理から最新トレンドまで、現地体験を専門webサイトにて多数掲載。書籍『専門店が教える スパイスの基本』(PHP研究所)では、レシピを担当。日本にいながらも他のアジア諸国のおいしい料理を楽しめるような、環境作りを目指す。