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出雲の山椒
こんにちは。是友麻希です。
2017年も始まり、皆様いかがお過ごしでしょうか?私は、本格的に仕事もスタートし、全国を飛び回っております。今年も楽しい1年になりそうです。
昨年から、いろいろな地域食材のコンサルティングのお仕事もたくさんご依頼いただくようになりました。今日は、先日コンサルのお仕事で訪れた出雲の銘品をご紹介したいと思います。
出雲と言えば、言わずと知れた神の国ですが、この神の国、出雲で、山椒が特産品なのをご存じでしょうか?
現在、山椒の産地としては、奈良や和歌山、岐阜などが有名ですが、「出雲国風土記」に「かわはじかみ」の名で、健胃整腸を促す薬草として使われていたことが記されています。
このことから古くは出雲地方においても、山椒が栽培・利用されていたことが伺えます。
山椒は、身体は小さくても、気性や才能が非常によく優れているものを指して言うことがあります。「山椒は小粒でもピリリと辛い。」ということわざにもありように、小さくても威力を発揮する優れものです。英名は「Japanese Pepper」 つまり "日本の胡椒" です。
そんな日本の香辛料である山椒を、神の国出雲で、大切に育てている「いずも八山椒」さん。「いずも八山椒」さんの山椒は、ピリリとした辛さはもちろんフルーティーで香りが豊か。山に近づくだけで、山椒の香りが広がります。摘み取り作業はすべて手作業。そんないずも八山椒さんがまごころ込めて育てる山椒は、「山のキャビア」とも呼ばれています。
雲南山椒ジャコのり 頼むからごはんください
そんな自然豊かな風土で栽培した香り高い山椒と磯の香りの海苔とじゃこをかけ合わせたのが、「雲南山椒ジャコのり 頼むからごはんください」。
ちょっと変な名前ですか?(笑)
実はこの名前、テレビ番組でテリー伊藤さんが「美味しい!これがあればご飯が3杯はいける!」と絶賛し、ご本人が命名したんです!たしかにごはんが欲しくなる、ご飯のお供の銘品です。
しかし、私のおすすめの食べ方は、これをごはんにかけるだけではありません。こちらの山椒、なんと、「引き立ての山椒の香り」を楽しめる商品があるんです
それがこちら、「奥出雲のはじかみ」。
こちら、ミルに入っているので、そのまま引き立ての山椒の香を楽しむことができます。
これが、素晴らしく美味しい!!!スパイス好きにはたまりません。
是非これを、ごはんの上に、じゃこのりを乗せたうえに、さらにカリカリしてみてください
さらに風味が豊かになります。
さらには……「奥出雲の山椒オリーブオイル」も美味しい!!
これで、山椒パスタも絶品ですが、贅沢に、先ほどのごはんの上に、1、2滴。
絶品です!
すっかり山椒の魅力にハマってしまった出雲出張でした。
是非皆様も、山椒の新しい食べ方にチャレンジしてみてください。
※掲載情報は 2017/01/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
魚料理研究家
是友麻希
一般社団法人さかなの学校 代表理事
発酵ライフ推進協会 代表
国内外からの客人の多い家庭で育ち、幼少より料理に慣 れ親しむ。 その後、聖心女子大学時代には日本史学部にて「日本の食文化」研究に勤しみ、卒業後、「銀座すしもと」にて日本料理と魚料理の基礎を学ぶ。 2005年より魚専門料理教室「Ristorante我が家」を主宰し、生徒数3000人を超える予約の取れない料理教室として多数メディアに出演。
その後、東京農業大学と共に発酵食品の研究を重ね、発酵食文化研究家の第一人者として活躍し、 発酵食品の継承のため、講演会や講師の育成に力を注ぐ。 その他、地域特産品開発アドバイザーとして新商品・レシピの開発支援に力を注ぎ、全国で講演会やセミナーを多数開催。
「cheeza」 (江崎グリコ)や「まる」CM料理(白鶴酒造)などの開発に関わる。 2017年5月 東京丸の内にて、発酵と魚の飲食店「にっぽんのひとさら」をオープン。
著書に「今日の発酵食ごはん」(ワニブックス)・「うま味レシピ」(日東書院)「酵素いきいき生甘酒」(主婦の友社)などがある。