お土産に買ってきて欲しい!全国のご当地名物漬物10選

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毎月21日は「漬物の日」。全日本漬物協同組合連合会が、毎年8月21日に名古屋市郊外の漬物を祭る神社の萱津神社で『香の物祭』が開かれる事から、この日を漬物の日と制定しています。

ご存知の通り日本の漬物の歴史は大変古く、奈良時代には、なすや瓜の塩漬けが食され、平安時代には、味噌、しょうゆなどを使った漬物が登場していたそうです。日本各地には、その土地の気候や特産品を活かした漬け物があります。素材の味や食感を活かしたりしたものやそれぞれのお店の独自の作り方であったり、さまざまな漬けものもあります。今回はお土産に買ってきてもらいたくなる、全国の漬物をご紹介します。

1:【新潟】伝統の製法でつくる「越後甘口みそ漬け」

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こちらは、新潟県の杉田味噌醸造場の越後甘口みそ漬け。伝統的な製法で作られた味噌で作られた漬物です。大根、胡瓜、茄子、生姜、山ごぼう、昆布がじっくりと漬け込まれ、素材による味の違いもしっかりと感じることが出来ます。江戸文政から伝わる伝統的な「味噌の蔵元」が作る、食べると味噌の美味しさが素材にまで浸透している「味噌漬け」です。

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2:【東京】固めの歯ごたえと爽やかな酸味が味わえる「たくあん」

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日本の漬物の代表格「たくあん」。「長屋の花見」の玉子焼きというお題の落語でも題材として使用されることもあり、誰もが一度は食べたことがある漬物ではないでしょうか。味付けも色々とありますが、昔ながらの「たくあん」が食べられるのが、銀座八丁目にある銀座三河屋です。宮崎県田野市で栽培された大根を寒風で乾燥させ、赤穂の海水塩、道南産天然昆布、和歌山県かつらぎ町の柿の皮と糠で半年以上漬け込んだもので、爽やかな酸味が味わえます。固めの歯ごたえと酸っぱい昔ながらの「たくあん」を味わいたい方は、是非お試しください。

 

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3:【愛知県】長さ1.8mのご当地漬物「守口漬」

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守口大根は、愛知県丹羽郡扶桑町の木曽川河畔で作られ、なんと長さは1m80cmにもなる特定の土壌しか育たない長い大根です。その大根の漬物が守口漬です。べっ甲色の輝かしい色になるまでは、塩で2回、酒粕で2回、さらに仕上げ漬も入れると5回も漬け込みを必要とするそうです。食べる際は、水洗いせずに粕をとるだけでよく、風味もあって美味しくいただけます。

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4:【岐阜】飛騨高山のご当地漬物「きり漬け」

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「きり漬け」は、飛騨地方一帯で食べられている漬物です。地元の人は自宅で漬けるようですが、おみやげ物として道の駅でも販売しているようです。白菜を切って漬けるから切り漬けと呼ぶようですが、この商品には白菜の他に赤カブと青菜も入っています。寒い地方ですので、そのまま漬物としていただくのはもちろんのこと、炒めて卵でとじるなどして、温かい料理にしていただく事もあるようです。

5:【京都】しば漬け「おらがむら漬け」

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京都は漬物を種類は多いですが、その中でもしば漬けは良く知られた漬物です。こちらは、「ニシダや」の「おらがむら漬け」です。「おらがむら漬け」には、胡瓜、茄子、生姜、茗荷、そしてしその葉が入っています。胡瓜の「バリバリ」や生姜の「ザクザク」と言った音と食感は、音と一緒にそれぞれの野菜の味を感じることが出来るそうです。

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6:【香川】小豆島名産のオリーブを使った季節限定のオリーブ漬け

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こちらは、金両株式会社の「とれたて手摘みオリーブの塩漬け」。金両醤油は、小豆島で築100年以上の蔵で伝統調味料の醤油を製造する会社です。この会社が最近オリーブの栽培をはじめ、「とれたてオリーブの塩漬け」を販売するようになりました。

 

小豆島といえば、オリーブの生産量は国内一位。夏は日差しが強く乾燥し、年中温暖な気候がオリーブ原産の地中海地方の風土に似ていることから栽培に適しており、今では一般の農家でも栽培されているようです。この「とれたてオリーブの塩漬け」は、日本で唯一となる品評会ORIVE JAPANで、過去には銀賞や金賞を獲得されたそうです。

 

※季節(数量)限定商品
毎年収穫分しか作らないので、数に限りがあります。通常11月頃から販売され、売り切れたら翌年まで待たなければいけないようです。

7:【鳥取】鳥取砂丘で育まれた「らっきょう漬け」

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こちらは、JA鳥取いなばの砂丘らっきょう。らっきょうは、砂丘地や荒廃地などのやせた土地でも育つという特性をもち、鳥取砂丘に隣接している鳥取の福部町は、日本屈指のらっきょうの大産地だそうです。

 

こちらの砂丘らっきょうはラインナップが豊富で、甘酢漬けをはじめに梅酢漬け、しょうゆ漬けとなどありますので、いろいろ試せます。

8:【北海道】新鮮な魚介を使った龍野屋の「松前漬け」

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一般的な松前漬とは、数の子やにんじんなどが入った海の幸のおつまみをイメージする人も多いと思います。実は本来、松前漬は多くの材料を使用せず、するめ・昆布・しょうゆだけで作るごくごくシンプルな保存食なのです。北海道の龍野屋ではいまもそんな昔ながらの製法で、松前漬を作っています。噛めば噛むほど味わいが深まる良質なするめを贅沢に使い、厳選した昆布と合わせています。するめのシコシコとした食感と、昆布の尾を引く香りの調和が取れた松前漬です。

9:【秋田】伝統の漬物いぶりがっこを食べやすくした「いぶりがっこ おつまみ」

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昭和38年創業の伝統に製法にこだわる「いぶりがっこ本舗 雄勝野 きむらや」の古来伝承の囲炉裏干しの大根漬け(いぶり漬け)が由来の「いぶりがっこ」。「がっこ」は秋田の方言で、干し大根を囲炉裏の上に吊るして燻製乾燥させた雪国秋田の伝統的な漬物。この「いぶりがっこ おつまみ」は、一つ一つが飴みたいに個包装になっているので、配りやすく食べやすいので、お土産としても喜ばれるそうです。

10:【沖縄】旬野菜を美味しいまま閉じ込めたピクルス

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沖縄県名護市にある、農業を通して様々なコミュニティを発信する農業生産法人株式会社クックソニアが経営するカフェが作る「やんばるピクルス」。沖縄の太陽を浴びてすくすく育った「やんばる野菜」を、旬の美味しさそのままに閉じ込めたピクルス。その時々の旬野菜を使うので、時期によって種類はいろいろあるそうです。野菜の良さが最大限に引き出されるよう、カットの仕方や詰め方にもこだわりが伺えます。

 

※掲載情報は 2017/01/20 時点のものとなります。

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