ホームパーティーで最初のおつまみとして登場することも多い、時短おしゃれメニュー「カナッペ（canape）」。一口サイズにカットしたバケットやクラッカーの上に、チーズや野菜などをのせていただく前菜として日本でも多くのパーティーで見られると思いますが、フランスでは定番メニューとしてカジュアルに出されているようです。

友人を招いた自宅での集まりや、友人宅での集まりなど、自宅での家飲みでのちょっとつまむものとしても、とっても手軽で、簡単にオシャレなホームパーティーになるのでおすすめです。

今回はそんなカナッペに使えそうな具材からパンまで、まるっとご紹介していきます。

大成堂製菓の角せんべい。真四角な形がスタイリッシュで小分けにしやすく、とても便利な和食に合うクラッカーです。南部せんべいは和食の繊細な素材の味を邪魔せず、さっくりした食感が特徴。カナッペときくと和なイメージはありませんが、日本人テイストなカナッペを作るときはぜひ活用してみてくださいね。

フランススタイルのパン屋さん「VIRON」。このお店の特徴は、パンと菓子にフランス直輸入の小麦粉を使用していること！そして看板商品でもあるバゲット「レトロドール」も、バゲットのために挽かれた特別な小麦粉を使い、フランスの伝統的な製法そのままで作られています！袋をあけた瞬間に香るパンの香ばしさがたまらないバゲットは、生ハムやピクルスと合わせるのがおすすめ。クリームチーズに塩うにをのせた女性好みのレシピとも相性がいいですよ。

毎日行列ができる代々木八幡のパン屋さん「365日」。365日のお店のバゲットは、対流を利用して焼くコンベクションオーブンを使っています。コンベクションオーブンは電気効率がよく環境にやさしいことから、フランスパンは美味しく焼けないというがパン屋の常識でしたが、皮に十分な厚みと硬度があって、一口かじるとかりっと音がたつ、豊かな甘みがある仕上がりになっているそうです。ぜひ体感してみてください。

とても食べやすく親しみやすさも魅力のジェラール ロング・ライフ・シリーズのチーズ。朝食から食べるほどチーズが親しまれている本場フランスで作られています。まろやかな味わいでクリーミー、程よいコクのある繊細な味わいが楽しめる「カマンベール」。チーズ好きの方にはたまらない円熟した香りが楽しめ、豊かなクリームの後味もリッチな余韻を残す「クリーミーウォッシュ」。風味は白カビと同じく優しい香りで、青カビの風味と濃厚なクリームの風味が合わさった「ブルーチーズ」などがあるので、好みに合わせて選びやすいチーズです。

コストパフォーマンスもよくおいしいと話題の「生ハム切り落とし」。ほどよい塩気がワインにぴったりで、オードブルの一品として輝きます。旨味が最も高くなる温度は室温ほどといわれているので、冷蔵庫で保存する場合は、食べる5分前に取り出して室温に戻すのがベストだそうです。生ハムと相性のよい具材は沢山あるので、お好みでアレンジするのもオススメです。

創業160年の有名店「新潟加島屋」のいくら醤油漬けは、おもてなしにぴったりな高級品。濃すぎず、薄すぎずで味わいは絶妙。大粒のいくらはカナッペに使うのはもちろん、その後には白いごはんのおともとしてもいただきたい一品。ちょこっとのせるだけで上品な味わいになるので、試してみる価値ありですよ。

軽井沢で生まれ、ひとつひとつ丁寧に無添加で手作りされている「セルフィユ軽井沢」のリディップは、季節とともに変化する素材が魅力。黒オリーブとアンチョビ、和風梅かつおマヨなど、思いつかないような組み合わせのオリジナルディップを楽しむことができます。一瓶でボリュームもしっかりあるので、長く使えるのも嬉しいですね。

オリーブの実の専門店「オリーブマーケット」の銀座店限定で販売しているのが、こちらの「4種のアソート」。中にはミラノ風アンチョビグリーンオリーブ、ピテットリプ種抜きブラックオリーブ、サラサミックスオリーブ、完熟トマトのマリナーレが入っています。どれも全く異なる味なので、これだけで一気にカナッペの種類も広がる、便利商品です！

大正11年創業の食酢醸造会社「私市醸造株式会社」で製造されている「キサイチマヨネーズ」。こちらは醸造酢のほか、リンゴ酢、レモン果汁も入っており、ふわっと広がる香りがとてもフルーティーで他のものとは異なるそうです。ハーブやマスタードなどのスパイスを加えるアレンジにも最適な、油っこさのないさっぱりとしたマヨネーズです。

「サルヴァトーレ・コルソ」のモッツァレラチーズは、昔ながらの製法を守り、17段階の工程を経て5時間かけて造り出されています。今回ご紹介するボッコンチーニは、ひとくちサイズなので、カナッペに盛り付けるのにもちょうどよいです。モッツァレラチーズの本場ナポリの五つ星ホテルも25年間購入し続けていることからも、その味の評価が伺えますね！